HeavyMetal Thunder Records Top
U.D.O./LIVE FROM RUSSIA
BREAKER/SPVDCD08957422

言わずと知れたジャーマン・パワーメタル・バンド、ACCEPTのボーカリストUdo DirkschneiderがACCEPT分裂後に結成した自身のバンドで、1995年に旧友Stefan kaufmannと共に再結成した彼らの2001年の「HOLY WORLD TOUR」の最後を飾ったロシアでのライヴ。2枚組、全26曲収録のファン必携必聴作!!収録曲はDisc1-1:Holy、2:Raiders of beyond、3:Midnight mover、4:Independence day、5:Metal eater、6:Protectors of terror、7:Animal house、8:Turn me on、9:Drum solo、10:T.V. war、11:No limits、12:Run if you can、13:Winter dreams、14:In the darkness、Disc2-1:Like a loaed gun、2:Recall the sin、3:Break the rules、4:Midnight highway、5:Heaven is hell、6:Monster man、7:Living on a frontline、8:Heart of gold、9:Shout it out、10:Cut me out、11:I'm a rebel、12:They want war


U.D.O./MAN AND MACHINE
BREAKER/SPV/SPVCD085-57472

「ACCEPT〜UDOを聴かなくしてジャーマン・パワーメタルを語るな!」と言いたい1999年の「HOLY」以来2年ぶり通算8作目。2001年ロシアでのライヴを収録した2枚組アルバムでもその貫禄を見せつけてくれましたが、今だその特徴的な声に(MOTORHEADのLemmy同様)衰えなし。まあHELLOWEENの登場以降に聴き始めた、また最近のスピードメタル系に傾倒している若い人たちに「これを聴け」とは言いません。1985年頃にメタルを卒業しちゃった、今40歳前後で、再びメタル魂が芽生えてきた人にお薦めします。WARLOCKのDoro Pesch嬢とのムードたっぷりのデュエット曲含む、全11曲、激しからずメタル魂を呼び覚ますのに適した曲がたっぷり収録された作品。


U.D.O./NO LIMITS
GUN/GUN158

6作目


5583ULANBATOR.gifULAN BATOR/CUT
/BMP98005

ドイツ出身のツインギターの5人組。ジャケットもダサく自主制作のノリですが、中身は(1)のイントロに続いてかっこいいツインギターが登場する正統派ヘヴィメタル。ツーバスで疾走感のある(4)やヘヴィで様式系展開のある(6)(7)など思わずガッツポーズ。ボーカルも中音域からハイトーンまで難無くこなしており、いわゆるジャーマン・パワー系の派手さはないんですが、ANGEL DUSTに続く掘り出しかも。決して損はさせません。


ULVER/A QUICK FIX OF MELANCHOLY EP
VOICE OF WONDER/TRICK026

ここ2作はインストルメンタル中心の映画のためのサウンドトラック作品をリリースしていたノルウェー出身の前衛的音楽集団ULVERの久々のボーカル入りミニアルバム。朗々としたボーカルによるメランコリックでダークな演奏が心に染み渡る全4曲23分、ULVERマニアは必聴。


ULVER/BERGTATT
HEAD NOT FOUND/HNF005CD

ノルウェー出身のブラックメタル・バンド、デビュー作。全編に妖しげで、寒々とした光景が目に浮かぶような独特のサウンドで、アコースティック・ギターやゴシック風の抑揚のないボーカルの導入によって、ブラックメタル然りとしたアグレッシヴかつ凶悪な雰囲気とムーミンが出てきそうな、トラディショナルな雰囲気が同居しています。ノルウェー産ブラックメタルの神髄。


ULVER/KVELDSSANGER
HEAD NOT FOUND/HNF014CD

全編アコースティック・フォークになったセカンド・アルバム


ULVER/LYCKANTROPEN THEMES-ORIGINAL SOUNDTRACK FOR THE SHORT FILM BY STEVE ERICSSON
JESTER/TRICK024CD

今ではすっかりコンピューターに支配された前衛的音楽バンド、ノルウェー出身のULVERが、スウェーデンのSteve Ericssonのショート・フィルムのために録音したサウンドトラック・アルバム。映像を観ていないので何とも判断しがたいんですが、全編コンピューター・サウンドによるダークで排他的な曲が延々続きます。


ULVER/NATTENS MADRIGAL THE MADRIGAL OF NIGHT
CENTURY MEDIA/77158-2

ノルウェー出身のブラックメタル・バンド、3作目。以前に比べて凶悪さが増大し、耳をつんざく絶叫ボーカル、扇動型ギターリフにブラストビートが異常なほど、ブラックな世界に誘ってくれます。しかしながら端々で聴かれるメロディや、ちょっとした効果音が独特の寒々とした情感を生み出しており、一気に流れるスピーディーな曲調がすべてであっても、アルバム全体で聴けば非常に起伏にとんだ作品に仕上がっています。


ULVER/NATTENS MADRIGAL THE MADRIGAL OF NIGHT
AVANTGARDE/AV070

ノルウェー出身のブラックメタル・バンド、3作目。以前に比べて凶悪さが増大し、耳をつんざく絶叫ボーカル、扇動型ギターリフにブラストビートが異常なほど、ブラックな世界に誘ってくれます。しかしながら端々で聴かれるメロディや、ちょっとした効果音が独特の寒々とした情感を生み出しており、一気に流れるスピーディーな曲調がすべてであっても、アルバム全体で聴けば非常に起伏にとんだ作品に仕上がっています。


ULVER/PERDITION CITY
JESTER RECORDS/TRICK007

ノルウェー出身の前衛的ブラックメタル・バンドだったULVERの5作目。今作はブラックメタル色は皆無で、というよりロック色もなく、いわゆるアンビエント・ミュージックを演奏しております。ジャケット裏に「眠りの前後に、暗い環境でヘッドフォンで聴くための音楽」というようなコメントが入っており、まさにそんな感じ。囁くようなボーカル、ゆったりとしたリズム、サックスやピアノ、まろやかな音色のキーボードなどを駆使して、静かなBGM的サウンド。


ULVER/SILENCE TEACHES YOU HOW TO SING-LTD EP-
VOICE OF WONDER/TRICKCD012

前作でがらりとそのサウンド形態を変えた、ノルウェー出身の前衛的ブラックメタル・バンド、ULVERの限定ミニ・アルバム。前衛的トリップ・ミュージックです。


ULVER/SVIDD NEGER-ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK
JESTER RECORDS/TRICK030

ノルウェー出身のアヴァンギャルド・ブラックメタル・バンド、「LYCKANTROPEN」に続く映画のためのサウンドトラック作品。残念ながらこの映画がどんなものか不明で申し訳ないんですが、こうやって音楽だけを聴くと当然の事ながら情景を描きだしたBGMとしか聞こえません。クラシカルなオーケストレーションとインダストリアルでエレクトリックでへヴィな演奏との融合を果たしたULVERサウンドが展開されていますが、全編インスト曲でボーカルレスのためやはり物足りない部分があります。ULVERのマニアかサントラ・マニア向け。


ULVER/TEACHINGS IN SILENCE
JESTER RECORDS/TRICK029

最近はすっかりサウンドトラック・メイカーになったノルウェー出身の前衛的ブラックメタルの先駆者、ULVERの2001年にリリースされた2枚のミニアルバム「Silencing the singing(限定2000枚)」と「Silence teaches you how to sing(限定3000枚)」をカップリング収録した作品。楽器を使っての演奏というものはほとんどなく、コンピューターによる機械的なノイズと静かなメロディのリフレインを主体にした環境音楽です。イメージ的には北欧の極寒の森の中を彷徨うときのBGMといったところの全4曲52分。


ULVER/THEMES FROM WILLIAM BLAKE'S THE MARRIAGE OF HEAVEN AND HELL
JESTER RECORDS/TRICK001CD

ノルウェー出身のブラックメタル・バンド、4作目。18世紀イギリス・ロマン派の詩人・画家ウイリアム・ブレイク(羊たちの沈黙で有名なトマス・ハリスのレッド・ドラゴンにも影響を与えた)の「天国と地獄の結婚」をテーマとした作りで、今までの凶悪でいて寒々としたノルウェー産ブラックメタルとはいささか趣の違うゴシック風味のサウンドで、トリップ・ミュージックといわれるもの。非常にプログレッシヴな要素が全体を支配しており、凶悪一辺倒を期待すると退屈になりますが、静と動、緩急を求める人には、たまらないサウンドです。


UMBRA ET IMAGO/DUNKLE ENERGIE
OBLIVION/SPV/SPV08562702

ドイツ出身の4人組、アヴァンギャルド・ダーク・ウェーブ・バンド、たぶん7作目。デジタル・ビートとアグレッシヴなボーカル、サンプリングやシンセサイザーを多用したノリのあるゴシック/ダーク・サウンドです。いままでノーチェックだったので、それまでのサウンド・スタイルと比較できませんが、ここで聴かれるそれは、結構メタリックで、カッコよく、ゴシックメタルとの接点も多いように思います。一番近く感じたのが、最近作のATROCITY。歌詞もドイツ語だし、独特の語尾の強いボーカルが妙にマッチ。随所に女性ボーカルも絡んでおり、ファンは聴いて損なし。シアトリカルな化粧とSMボンテージ・ファンションが好きな人も買って損なし。


UNANIMATED/ANCIENT GOD OF EVIL
NO FASHION RECORDS/NFR009

スウェーデン出身のツインギターの4人組、2作目。ダン・スワノがエンジニアとして名を連ねており、さらにDISMEMBERのベーシスト、リチャード・デーモンが全面参加、さらにはキーボードもゲスト。もうこれだけで叙情派メロディック・デスメタル・ファンは必聴の作品。IRON MAIDEN系列の絡み合うギターリフ、パワフルで悲壮感漂うアンダース・フリーデン系の咆哮型ボーカル、泣きのギターソロなど、叙情派北欧メロディック・デスメタルの基本中の基本サウンド。ドラマティックな構成、キーボードの効果的な使い方などもなかなかのサウンドです。


UNCANNY/SPLENIUM FOR NYKTOPHOBIA
UNISO/USR008

DAN SWANOがエンジニアとして参加


UNCREATION/UNCREATION
BLACK DRAGON RECORDS/BDR001

スペイン出身の4人組、5曲入りのミニ・アルバム。メンバーは若そうなんですが、芯の太いブルータル・サウンドを聴かせてくれます。ザクザクのギターリフ、グォーと唸るだけのボーカルでスピード感はあまりありませんが、ただひたすら重くやっております。ボーカルの早口の歌い方が、結構面白い。ニューヨーク・スタイルのデス・メタル・フマニア向け。


17601UNCREATION'SDAWN.gifUNCREATION'S DAWN/LIGHTNING HAMMER FALLS
HAMMER OF HATE/HOH004

フィンランド出身の4人組、オールドスクール・ブラック/スラッシュメタル・バンド、デビュー・フルアルバム。ボーカルスタイルはかなりイヴィルな絶叫型、ドラムスもブラストビートを使うが、ザクザクガリガリとしたギターリフがスラッシーな雰囲気を出しておりなかなかカッコいい。ツンタンツンタンしたスラッシュビートへの切り返しもありツーバスの疾走感も心地よい。ギターリフは多彩だし切れ込み型のソロもあってブラック/スラッシュ・ファンなら聴き逃すべからずな全7曲36分。


7790UNDERMOONLIGHTSADN.gifUNDER MOON LIGHT SADNESS/AFTER THE COSMIC GATE
OZ RECORDS/CDOZ008

メキシコ出身の6人組、デスメタル・バンド、デビュー作。しかし、これがとてもデビュー作とは思えない非常に良質な出来。全17曲がコンセプト化されドラマティックかつプログレッシヴなサウンドはもろにIRON MAIDENに影響された部分やイタリアン・シンフォニック・パワーメタルっぽい所もあって、約70分、聴きごたえ十分。デス声だけどドラマティック・パワーメタル・ファンは見逃すと損ですよ。


UNDERCROFT/BONEBREAKER
PICOR/PC0042

97年録音の作品ですが、チリ出身の4人組デスラッシュ・バンドです。チリ出身なんで地理(^_^)的にブラジル出身のあのバンドの影響がうかがえます。もちろんこちらはもっとアグレッシヴで咆哮型デスボーカルですが、北欧のメロデスとはまた違ったメロディラインがあります。独創的とはいいがたいんですが、デスラッシュ・ファンには合格点の作品です。


UNDERCROFT/EVILUSION
CRASH/PAVEMENT/61016-2

チリ出身の3人組、デスメタル・バンド、4作目。いつの間にかメンバーが3人になっておりますが、その分かえって突進力が増した感じ。図太く野性味溢れるボーカルが吠えたて、ザクザクのギターリフが印象的だし、メロディアスなソロも随所で披露しており、なかなかの聴き応え。イヴィルな絶叫ボーカルによる刺激やスローでドラマティックな曲での重量感など単なるブルータルなデスメタルに終わらず、ヘヴィメタルとしてのインパクトの強い楽曲が目白押しで、カッコいい。スピード感、重量感が絶妙にマッチしたサウンドで、在り来たりのメロデスよりもヘヴィでいながらしっかりとメロディも主張しており、ヨーロピアンなブルータル・デスメタル・ファンは聴いて損なし。


UNDERLORD/RISE OF THE ANCIENT KINGS
RAGE OF ACHILLES/ILIAD027

カナダ出身の3人組、プリミティヴ・スピード/ブラックメタル・バンド、デビュー作。VENOM、HELLHAMMERそしてWARFAREに謝辞を述べており、その辺りの影響をもろに感じさせるサウンドです。ドタバタしたツーバス連打によるドラムスに、壁一枚隔てたような暗黒絶叫ボーカル、スカスカのギターリフがなぜか心安まります。北欧ブラックメタルが出現する以前のローファイなスピード・ブラックメタル・ファンは聴いて損なし


UNDERTAKERS/LIVE IN BRUTALITY
NOCTURNAL MUSIC/CD011

イタリア出身のツインギターの5人組、1998年10月の地元でのライヴを収録した2作目。さすがにイタリアン・ブルータル・デス・バンドだけあって、ライヴも一糸乱れぬ演奏で責め立ててくれます。空間を埋め尽くすギターリフ、さらに埋め尽くすブラスト・ビートにヘヴィなベース、そして咆哮型デス声。CRYPTOPSYタイプのスピーディーでアグレッシヴでテクニカルが好きな人にはもってこいの作品。ライヴ特有の迫力/緊迫感があってお薦め。


UNDERTAKERS/SUFFERING WITHIN
CRYPTIC PRODUCTION/CSP007CD

イタリア出身の5人組、さすがにバカテク・シンフォニック・バンドが多い国だけあってこのバンドも演奏は凄い。音質も抜群です。NO VOCAL EFFECTSとクレジットされているあたり、地声だと思われますがこのこだわりがさすがイタリアン!咆哮型デス声ですが何となくまろやかで聴きやすいです。タイトで完璧なリズム隊、テクニカルでアバンギャルドなギターとこれは本格派のデス・ファンにも大推薦の一枚です。


11661UNDERTAKERS.gifUNDERTAKERS/VISION DISTORTION PERVERSION
NOCTURNAL MUSIC/NMCD016

イタリア出身のツインギターの5人組、ブルータル・デスメタル・バンド3作目。エフェクトなしの咆哮ボーカルがキッチリと歌っており(ただウヴヴだけじゃない)、ウニョウニョ、ザクザクと刻まれるツインのギターリフ、ブラストビートも取り入れたドラムスが一体となって疾走するサウンド。前作までのようなかなり複雑な構成を用いたCRYPTOPSYタイプの印象はなくなり、比較的シンプルにまとめた感じ。その分、的確な演奏力が際だっており、相変わらずの高音質と相まって、いわゆる聴き疲れのしない音です。お下劣過ぎず、また派手な展開や変則リズムといったプログレ手法に頼るんじゃなく、ブルータル・デス本来の単純に野蛮で攻撃的で怒濤の演奏が堪能できます。プロ嗜好向け!


UNDISH/ACTA EST FABULA
MASSACRE/MASCD0126

ポーランド出身のツインギター、ギターシンセ奏者に女性ボーカルを含む6人組、ゴシック・バンド、デビュー作。ミディアム・テンポ中心のスケール感の大きいサウンドが主体で、さすがに3人ギタリストがいればその音色はかなり多彩。ダルい歌い方の男性ボーカルもいますが、デス色は皆無で、まるで80年代初期にデビューしたドイツ出身のNENA(って言っても知らん?)みたいなポップ・サウンドですが、どこか暗さがつきまとうあたりはやはり東欧出身のバンドの特徴。


11655UNEXPECT.gifUNEXPECT/UTOPIA
UNEXPECT/00-00491

出身は不明ながら、ギター、キーボード、男女ボーカル、ヴァイオリン、フルート奏者までいる7人組ブラックメタル・バンド。メロディック・ブラック/デスメタルの美味しいとこ取りのバンドです。正統派HMなギターリフとツーバスの疾走感を強調したスピーディーな曲を中心に、随所にキーボードのクラシカルな調べやヴァイオリン、フルートによる叙情的な部分、さらには女性ボーカルを絡ませた展開で多彩で聴き飽きない作品。たとえるならIN FLAMESやCHILDREN OF BODOM,THERION,DIMMU BORGIRと言ったバンドの良いところを絞り出したみたいな感じ。音質がイマイチでマイナー臭く、個性的とは言い難いながらもそれらのバンドが好きな人にはまとめて楽しめる所があります。オペラティックな女性ボーカルを導入したスピーディーで壮麗に展開していく(1)や女性ボーカルの切ないハイトーンが絡む(4)はキラー・ソング!


UNHALLOWED/UNHALLOWED
/CDUN201197

女性キーボード奏者を含む4人組、メロディック・ブラックメタル・バンド。シンセサイザーによる美しい導入部に続いて扇動型のギターサウンドが登場。ボーカルは咆哮型で、割とスケール感のあるサウンド展開ですが、アグレッシヴさには欠けます。1曲が長く展開のある曲調なので、これもフル・アルバムに期待の持てるバンドです。


UNHOLA/INFERNO
PLASMATICA RECORDS/PR002CD

フィンランド出身のツインギター、ドラムスがキーボードもかねる4人組、メロディアス・ブラックメタル・バンド。ボーカルがゲボゲボのブルータルな声で、歌っておりますが、ギターは煽動型で印象的、ツーバスの疾走感を強調したタイプで、なかなか聴き応えあります。キーボードによる味付けも、バックを壮麗に盛り上げるタイプで、ドラマティックで叙情的。ギターソロのメロディなどにはトラディショナル、ヴァイキングっぽいものが若干感じられるし、DISSECTIONタイプの叙情ブラックメタルは聴きたいけど、絶叫型のボーカルが苦手な人にはお薦めの作品。もちろんスウェーデン産のメロディック・デスメタル・ファンにもこれならイケてるでしょう。


16386UNHOLYLAND.gifUNHOLY LAND/THE FALL OF THE CHOSEN STAR
EVIL HORDE/EH011

ブラジル出身、と思っていたらイタリアンだったツインギターの4人組、ブラックメタル・バンド、デビュー作。MARDUK、DARK FUNERALに影響を受けたであろうスピーディーなメロディック・ブラックを演奏しております。ただしその先輩バンドに冠される「ファスト」な域にまでは達していないのが現状、ようするにアマチュア域。ボーカルはパワフルな絶叫型だし、ギターもそこそこ印象的なフレーズを奏でているが、もう一踏ん張りが欲しいところ。コート紙を使ったジャケットや神秘的なデザインのアートなど商品としての作りはしっかりしているし、過去ブラジルのバンドの大化けはいくつもあるので、ブラジリアン・メタル、ブラックメタルの発掘マニアは聴いて損なし。ってコメント書いていますがイタリアンです(ご指摘ありがとうございます、ブラックメタラー様)


UNLEASHED POWER/QUINTET OF SPHERES
/DU101

AVALONの中心人物ケン・ジェイコブソンのバンド、デビュー作。プログレッシヴな要素のあるパワーメタル


UNLORD/GLADIATOR
DISPLEASED/D00066

メロディアスなファスト・ブラックが好評だった彼らのセカンド作。古代ローマ帝国の剣闘士「グラディエーター」をコンセプトにひたすらファストに突き進んでくれます。空間を埋め尽くす印象的な煽動型リフ、歌詞が聴き取れる絶叫型ボーカル、ブラストビートも難なくこなす怒濤の疾走型ドラムスなど、とにかく速い。しかしながら比較的コンパクトな曲調とSOILWORKのSpeed Stridのようなボーカルスタイル、随所に導入されるメロディアスなギターソロやスラッシーなリフがまるでデスラッシュのような印象でひたすらカッコいい。特に(9)のスピードスラッシュ然りな曲は抜群のノリ。MARDUKに追いつけ追い越せの勢いが感じられます。オススメ作品。


14749UNLORD.gifUNLORD/LORD OF BENEATH
DISPLEASED/D00080

MARDUKがアルバム「LA GRANDE DANSE MACABRE」でそれまでのファスト・ブラック一辺倒から変化を見せたのを横目に、UNLORDの3作目。これは「超えた!」といわざるを得ない内容。絶叫しまくるボーカル、ザクザクしたスラッシュリフと良く動く煽動型リフを使い分け、叩き付けるスネアにツーバス爆走のこれぞファスト・ブラック、1〜2分台の短い曲を曲間を切りつめて一気に聴かせてくれます。このバンドの特徴であるキーボードも出しゃばらず、荘厳な雰囲気を醸し出しており、メロディック・ファストの神髄を突いた感じ。必聴!!


UNLORD/SCHWARZWALD
DISPLEASED/D00048

キーボードを導入した5人組、メロディアス・ブラックメタル。NAGLFARやMARDUK、DISSECTIONといった一線級のメロディと曲展開、テクニックを持ったバンドです。終始スピーディーな曲調で、絶叫型のボーカルもちゃんと歌えてる。扇動型ギターリフも多彩なメロディを持っており、またツーバス疾走型のドラムがハイ・テクニックで、凡百のブラックメタルに終わらないノリを聴かせてくれます。メロディアス・ブラックの当たりもん!!!


UNMOORED/KINGDOMS OF GREED
PULVERISED RECORDS/ASH012CD

スウェーデン出身のツインギターの3人組、ドラム、キーボード、ヴァイオリン奏者がゲスト参加。最近作のHYPOCRISYタイプのメロディと曲展開を持ったサウンドです。ジャーマン・スラッシュメタルの影響下にある演奏に絶叫型デスボーカルが叫いており、スラッシーなギターリフにメロディアスなギターソロ、バックを埋め尽くすキーボード、ブラストビートも随所に導入した怒濤のツーバス疾走など、非常にハイテンション。特に(5)のゴシック調の曲に続く(6)(7)の泣きのメロディックなデス曲、さらには(8)のスローバラードはイケてます。メロディック・デス、特にHYPOCRISYファンにはお薦めの作品。


UNPURE/TRINITY IN BLACK
DRAKKAR/DKCD016

スウェーデン出身の3人組、サタニック・ブラック/スラッシュメタル・バンド、3作目。NAPALM RECORDS時代のサウンドと比較すると、スラッシュ色が強くなり、勢いのあるノリとスピード感の伴ったブラック/スラッシュが堪能できる作品です。ジャーマン・スラッシュ然りな小刻みなリフと疾走するツーバスが心地よい(1)で幕開け、随所に印象的な煽動型リフによるブラックな部分も交えながらも、メロディアスなギターソロや裏打ちツービートを使った部分などタテノリ出来るカッコいいサウンド。ボーカルはセンテンスで区切る早口タイプで、ちょっと絶叫入ってますが、それほどヒステリックさはないので良い。それよりもこのオーソドックスなスラッシュリフ&ドラム・サウンドに酔いしれること請け合い。


UNPURE/UNPURE
NAPALM RECORDS/NPR011

スウェーデン出身の3人組、サタニック・ブラックメタル・バンド、デビュー作。


17617UNPURE.gifUNPURE/WORLD COLLAPSE
AGONIA/ARCD018

1991年に結成されたスウェーデン出身の3人組、オールドスクール・サタニック・ブラック/スラッシュメタル・バンド、4作目のアルバム。ボーカルはワイルドな吐き出し型、ウンジョコウンジョコしたギターリフにツタツタのスラッシュビートで責め立ててくれます。ボーカルは多少今風のデス声っぽい部分もありますが、ザクザクと刻まれるリフに切れ込みソロを交えたギターはなかなかノスタルジックでよい。ミッドテンポのサタニックな曲もありスピード一辺倒ではなく適度な隙間と緩急を交えた、ガンベルトの似合う80年代スラッシュ回帰なサウンドが全11曲51分詰まっており、おじさんスラッシャーは必聴作!


UNVEILED/ANTI GOD BEHAVIOR
WOODCUT/CUT024

フィンランド出身の3人組、ブラックメタル・バンド。絶叫咆哮を取り混ぜたボーカル、ブラストビートを多様しつつもツーバス連打の疾走感やズッシリと重いドラムスもあり、また随所にザクザクしたリフを盛り込みつつもヒステリックなまでのトレモロ・リフが唸るといった、MARDUKやENPERORといったバンドの影響がありありのいかにも第3世代っぽいブラックメタル。音圧勝負なので、スピード感や壮麗な雰囲気はなく、またメロディアスな部分(メロディック・ブラックと表せるほどの)も排除したミッドテンポ系のサウンドです。聞き終わったあとに耳がキーンとするような近作のMARDUKファンなら聴いて損なし。


UPHILL BATTLE/UPHILL BATTLE
RELAPSE/RR6524-2

アメリカはカリフォルニア出身のツインギターの4人組、デビュー・フルアルバム。スピードメタルとグラインドコアの融合バンドで、メタリックなザクザクしたギターリフと煽動型のウニョウニョとしたリフを絡ませ、ワンバスキックのブラスト、ツーバスの爆走を取り混ぜたハイテンションなサウンド。ボーカルは悲壮感漂わせる絶叫型、ストップ&ゴーな曲展開もかっこよく、ただ一本調子で押しまくるだけじゃなく、時折聴かれるダークな雰囲気とのギャップが素晴らしい。全9曲28分、中だるみなし。


UPPERCUT/SHROUD SHIFTER
GUC/GUC007-01

ドイツ出身のオーソドックスな4人組、スラッシュ/デスメタル・バンド。ザクザクしたスラッシュ・リフとコンパクトな曲調、ツービート主体のノリのあるサウンドです。緩急を使いながらも疾走チューンはカッコいいし、ヘヴィな曲もあって、80年代後半のスラッシュ/パワーメタル・ファンなら思わずガッツポーズ。ボーカルはちょっとゲロが入ったデス声ですが、実は女性(@_@;)。それをウリにしているのかしていないのかは不明ですが、とても女性には聞こえないボーカルです。オールドスクール・スラッシュ・ファン必聴!


17409URFAUST.gifURFAUST/GEIST IST TEUFEL
GOATOWAREX/SDL004

オランダ出身のBOTULISM、FLUISTERWOUDのNachtraaf によるブラックメタル・バンド、デビュー・フルアルバム。かなりドゥーミーでオカルトチックで宗教的なサウンドです。ゆったりとしたリズムとザラザラしたトレモロリフによるダークなサウンドの中に、お経風クリーンなボーカルと絶叫を使い分けた歌が怪しげに導入されております。なんともチープな音作りながらそのドゥームな雰囲気やトラッドなメロディを導入した曲、古くさいTVドラマのBGMなんかのSEの導入は非常に個性的でおもしろい。BURZUM風シンセ曲もありドゥーム・ブラックの雰囲気を持ちつつも変態宗教民族的な味わいのある全6曲49分、「なんだか分からんぞ」というのが好みのブラックマニアは必聴!


URGEHAL/MASSIVE TERRESTRIAL STRIKE
NO COLOURS RECORDS/NC019

ノルウェー出身の3人組、ブラックメタル・バンド、1996年から1998年頃に書かれた作品。ボーカルは粘りけのある吐き出し型で、ドゥーミーでオカルトチックなリフによる静の部分と煽動型リフ&ブラストビートによる動の部分、さらにはツービートへ展開していく、ブラック・スラッシュなサウンド。唐突に曲がフェードアウトするのはいただけませんが、オドロし系ダーク・ブラック・マニアなら聴いて損なし。


USURPER/DIABOLOSIS
HEAD NOT FOUND/HNF011

アメリカ出身の4人組、92年から95年の古い音源のCD化。「SLAYERに影響を受けました」とありありと分かるアグレッシヴかつスピーディーなスラッシュメタルです。ボーカルがちょっと奥に引っ込み気味で、デス声っぽく聴こえてしまいますが、ぶるるんとしたギターリフで、ザクザクとヘヴィに盛り上げていく曲調などなかなかの出来。緩急もうまく取り混ぜているし、ドラムの疾走感もあり。ただ音質がやっぱ良くないのが残念。


USURPER/NECRONEMESIS
EARACHE/MOSH258CD

アメリカ出身のScythe(g)を中心に結成されたブラック/スラッシュメタル・バンド。今までのアルバムもブラックメタルなのかスラッシュメタルなのか、良く言えばそのどちらの要素もあり、悪く言えば中途半端だったのが、今作ではEARACHEに移籍しての入魂作で、明らかにブラックメタルを通過して再びSLAYER型スラッシュメタルになったと言えます。ギターソロはありませんが、ザクザクウニョウニョしたリフを主体に、吐き出し叫き散らしのボーカルと手数足数の多いドラムス、適度な叙情パートや展開、ブレイク、ミッドテンポの曲などを交えたサウンド。スラッシュ・ファンは聴いて損なし。


USURPER/VISIONS FROM THE GODS
NECROPOLIS/NR051

アメリカ出身のブラックメタル・バンド、1994年のデモ音源と、ライヴ、未発表曲を集めた、マニア必携のアイテム。NECROPOLISからリリースされたフル・アルバムのサウンドは、さまにSLAYER+北欧ブラックメタルな感じで、イキがよくて、愛聴盤でした。以前にリリースされたもっと古い音源はもろSLAYERでしたが、この94年あたりからブラックメタルを取り入れたサウンドに変化しているのが伺えます。個人的にはアメリカ産のブラックメタル・バンドの中では個性派と注目してるバンドです。


V.A./A BLACK MARK TRIBUTE
BLACK MARK/BMCD117

ドイツのヘヴィメタル、デスメタルバンドを多数抱えるブラックマーク・レーベルによるコンピレーション・アルバム。全曲カヴァー曲で未発表。ナザレスやユーライア・ヒープ、キッスといったお決まりからポリス、ペット・ショップ・ボーイズまで飛び出す始末。デスバンドによるポップソングのカヴァーは結構凄かったりして。私はやっぱりTAD MOROSEとBATHORYが気に入りました。


17724V.A..gifV.A./A HOMAGE TO ILDJARN-GATHERED UNDER THE BANNER OF STRENGTH AND ANGER
PESTILENCE/PR-003

ノルウェー出身のサイコ/ノイズ・ブラックメタルを作り上げたILDJARNのトリビュート・アルバム。デプレッシヴ、スーサイド、サイコ・ノイズといったブラックメタル・ファンは必聴の全22曲73分。収録曲は下記の通り「GRIMFAUG-01. Nattens Ledestjerne、02. Ild」「XASTHUR-03. Chill Of The Night (Returning)、04. Der Det Skjulte Lever」「NACHTMYSTIUM-05. INNFERD、06. Bak To Lysende Oeyne」「LEVIATHAN-07. Dark December、08. Nocturnal Gathering」「OBSCURE-09. Svarte Hjerter、10. Krigere」「FORGOTTEN TOMB-11. No Gleaming Light、12. Moerklagt Sti」「HAAT-13. Ved Tjernets Bredd、14. Natt Og Taake」「URFAUST-15. I Anmarsj Gjennom Grangrunn、16. Skogens Hatefulle Skapning」「ORCRIST-17. intro/Unknown Harmony」「AZAGHAL-18. Kulde/Skogens Hatefulle Skapning」「VOLKURAH-19. Strength And Anger pt. XV、20. Lydloest Over Aasen」「EXCRUCIO-21. Strength And Anger pt. V、22. A Farewell」


16924V.A..gifV.A./A TRIBURE TO POSSESSED-SEVEN GATES OF HORROR
KARMAGEDDON/KARMA006

SLAYERと共に現在のデス/ブラックメタル・バンドに多大な影響を与えたサタニック・スラッシュメタル・バンドPOSSESSEDのトリビュート・アルバム。一線級のバンドが参加しており、POSSESSEDを知ってる人はもちろん、知らなくてもデス/ブラックのコンピレーションとして楽しめる全13曲48分。収録曲は下記の通り、「SADIXTIC INTENT-The Exorcist」「IMPIOUS-Fallen Angel」「CANNIBAL CORPSE-Confessions」「PENTACLE-The Beasts Of Apocalypse」「VADER-Death Metal」「DIABOLIC-No Will To Live」「GOD DETHRONED-Satans Curse」「ABSU-Swing Of The Axe」「SINISTER-Storm In My Mind」「ANGEL CORPSE-Burning In Hell」「KRABATHOR-Evil Warriors」「HOUWITSER-March To Die」「AMON AMARTH-The Eyes Of Horror」


V.A./A TRIBUTE TO ABBA
NUCLEAR BLAST/NB5432

ACCEPT,SCORPIONSと続いたNUCLEAR BLASTからリリースされたトリビュート・シリーズ第3弾はスウェーデンのポップス・シーンを全世界に知らしめたABBAのトリビュート・アルバム。今回もほぼ一線級のバンドが参加しており、ABBAを知らなくても(そんな人いるかな)十分楽しめます。やはり個性的なのはTHERION。何を演奏しても彼ら流のオペラティックなサウンド。METALIUMは妙に明るく、ちょっとQUEENっぽい感じ。あとのパワーメタル系のバンドはどれも似たり寄ったりですが、ROUGH SILKとGLOWがなかなかの個性を出しております。ROUGH SILKはANKE HENNSONをフューチャーして原曲を彷彿とさせ、GLOWはパンキッシュなノリで原曲を破壊しています。そして殊更ABBAのポップセンスが光る作品。1:THERION/SUMMER NIGHT CITY 2:METALIUM/THANK YOU FOR THE MUSIC 3:SINERGY/GIMME!GIMME!GIMME!(A MAN AFTER MIDNIGHT) 4:AT VANCE/MONEY,MONEY,MONEY 5:MORGANA LEFAY/VOULEZ-VOUZ 6:PARADOX/SOS 7:ROUGH SILK/TAKE A CHANCE ON ME 8:SPIRAL TOWER/CHIQUITITA 9:SARGANT FURY/EAGLE 10:FLOWING TEARS/ONE OF US 11:NATION/WATERLOO 12:CASTARD/SUPER TROUPER 13:TAD MOROSE/KNOWING ME,KNOWING YOU 14:GLOW/DANCING QUEEN


16711V.A..gifV.A./A TRIBUTE TO GUT
AMERICAN LINE/LA067

ドイツ出身の元祖ポルノ・ゴア・グラインド・バンドGUTのトリビュート・アルバム。GUTを崇拝するであろうバンドが大集結!このノリ、下劣で猥褻でノイジーなサウンドは解る人にしか解らないし解る人は必聴のサウンド。本家GUTの作品はすでに入手困難なので、マニアはもちろん未経験者も一発必聴の全35曲73分!収録されているのは下記の通り「LIBIDO AIRBAG-Dykeslayer」「NUNWHORE COMMANDO 666-Sperminator」「KOTS-Grotesque Deformities」「TU CARNE-Drykeslayer」「VAGINAL CARNAGE-Vagina Berseker」「HAEMATURIA-Cunt Catheter」「BLUE HOLOCAUST-Dead Girls Don't Say No」「LYMPHATIC PHLEGM-Vomitorium of Maggot Infested Cunts」「FECULENCE-Corroded in Bestialized and Gorefying Wormjizz」「NEURO VISCERAL EXHUMATION-Sperm Poisoning」「GRONIBARD-Cripple Bitch」「NAMEK-Women in Decay」「BOWEL STEW-Perpetual Sperm Injections」「MANSTRACTOR-Spermatic Suffocation」「UTERUS-Consequence(Ulcerous Phlegm)」「CLITEATER-Sperminator」「STOMA-Anal Sushi」「DEPRESSION-Vagina Berseker」「AHUMADO GRANUJO-Cripple Bitch」「OXIDISED RAZOR-Intestinal Cumshot」「AUTOPHAGIA-Faggot Colony」「ROMPEPROP-Anal Sushi」「HEADCRASH-Vomitorium of Maggot Infested Cunt」「CEREBRAL TURBULENCY-Cuntshredder」「CARNAL DIAFRAGMA-Consequence(Ulcerous Phlegm)」「VAGINAL INCEST-The Taboo Room」「MAGGUT-Confessions of a Necrophile」「HIPERMENORREA-Spermatic Suffocation」「GORECORPSE-Afterburner」「TOURETTE SYNDROM-Lips-The Passage to Pleasure」「BUTCHER ABC-Consequence(Ulcerous Phlegm)」「SHUNT INCISION-Disgusting Corpse Dissection」「ABOSRANIE BOGOM-Art of Butchery」「DISGORGED FOETUS-Wound Fuck+Perpetual Sperm Injections」「AMOK-Disgusting Corpse Dissection」


V.A./A TRIBUTE TO KREATOR
FULL MOON PRODUCTIONS/FMP024

KRISIUM,ANGEL CORPSE,ACHERON,PAZUZU,CENTINEX等が参加しているジャーマン・スピード・スラッシュメタル・バンドKREATORのトリビュート・アルバム。


14628V.A..gifV.A./A TRIBUTE TO MAYHEM-ORIGINATORS OF THE NORTHERN DARKNESS
AVANTGARDE/AV046CD

真性ブラックメタルの祖MAYHEMのトリビュート・アルバムの通常盤。レーベルを越えた一線級のバンドが集っております。ブックレットには貴重写真満載。収録曲は以下の通り。1.IMMORTAL [FROM THE DARK PAST]、2.DARK FUNERAL [PAGAN FEARS]、3.VADER [FREEZING MOON]、4.EMPEROR [FUNERAL FOG]、5.BEHEMOTH [CARNAGE]、6.LIMBONIC ART [DE MYSTERIIS DOM SATHANAS]、7.KEEP OF KALESSIN [BURIED BY TIME AND DUST]、8.GORGOROTH [LIFE ETERNAL]、9.CARPATHIAN FOREST [GHOUL]、10.SETH [INTO THY LABYRINTH]、11.GEHENNA [CURSED IN ETERNITY]、12.ABSU [DEATHCRUSH]、


13562V.A..gifV.A./A TRIBUTE TO MAYHEM-ORIGINATORS OF THE NORTHERN DARKNESS-LTD
AVANTGARDE/AV046

真性ブラックメタルの祖MAYHEMのトリビュート・アルバム。レーベルを越えた一線級のバンドが集っております。ブックレットには貴重写真満載。初回限定版ブラックビニールレザーのポシェット入り、ポスター付き。収録曲は以下の通り。1.IMMORTAL [FROM THE DARK PAST]、2.DARK FUNERAL [PAGAN FEARS]、3.VADER [FREEZING MOON]、4.EMPEROR [FUNERAL FOG]、5.BEHEMOTH [CARNAGE]、6.LIMBONIC ART [DE MYSTERIIS DOM SATHANAS]、7.KEEP OF KALESSIN [BURIED BY TIME AND DUST]、8.GORGOROTH [LIFE ETERNAL]、9.CARPATHIAN FOREST [GHOUL]、10.SETH [INTO THY LABYRINTH]、11.GEHENNA [CURSED IN ETERNITY]、12.ABSU [DEATHCRUSH]、


V.A./A TRIBUTE TO TYPE O NEGATIVE-BLOOD SWEAT AND TEARS
ZOOMICA/SPV/SPV08581182

USゴシック・バンド、TYPE O NEGATIVEのトリビュート作。収録曲は以下の通り1:END OF GREEN - BLACK NO 1、2:FROWN - IN PRAISE OF BACCHUS、3:GRAVEWORM - CHRISTIAN WOMAN、4:MANDRAKE - EVERYTHING DIES、5:GARDENS OF GEHENNA - PRELUDE TO AGONY、6:DESPAIRATION - WOLF MOON、7:INCUBATOR - SET ME ON FIRE、8:DELIGHT - MY GIRLFRIEND'S GIRLFRIEND、9:CRYPTIC CARNAGE - BLOOD AND FIRE、10:AION - EYERYONE I LOVE IS DEAD、11:MOONLIGHT - LOVE YOU TO DEATH、12:ASTERIUS - WE HATE EVERYONE、13:THE DREAMSIDE - DIE WITH ME。当店のエロ大魔王的にはやっぱり名曲「CHRISTIAN WOMAN(喘ぎ声もばっちり挿入されています)」が一番でした。


V.A./A TRUE KINGS OF NORWAY
SPIKEFARM RECORDS/NAULA006

IMMORTAL、EMPEROR、DIMMU BORGIR、ANCIENT、ARCTURUSなどノルウェーを代表するブラックメタル・バンドの初期7インチ音源を収録したコンピレーションCD。


V.A./AS WE DIE FOR...PARADISE LOST TRIBUTE
HOLY RECORDS/HOLY35CD

HOLY RECORDS所属アーティストによるPARADISE LOSTのトリビュート。個性派揃いのバンドたちがゴシックメタルの頂点パラダイス・ロストのカヴァーを演ると言うだけで、ファン(HOLY RECORDSマニアもPALADISE LOSTマニアも)は必聴、必携の作品。


V.A./BLACKEND - HYMNS TO THE FALLEN
BLACKEND/BLACK013CD

BLACKENDレーベルに所属するブラックメタル・バンド、5バンドによるコンピレーション。どれも既発表曲ですが、どのバンドもすでにアルバムをリリースしておりレヴェル的には高いので、ファスト・ブラックメタルの初心者、入門編としてはもってこいの一枚。タイプ的にもシンフォニックなHECATE ENTHRONEDやメロディックなENTHRONED、正統派デスっぽいPROPHANITY、展開のあるAMSVARTNER、真性ブラックのAMDUSCIASといろいろなのでお得。


V.A./BRAZILIAN MAYHEMIC LEGIONS VOL:1
MUTILATION/MUT014

ブラジル出身のエクストリーム・バンド、全13バンドによるコンピレーション。紙スリーブ入り(プラスティック・ケースには入っていません)収録曲は下記の通り「1.Headhunter D.C - Eternal Hatred」「2.Krisium - Total Death(Kreator)」「3.Queiron - Heritage of War」「4.Holder - Apocalyptic Harvest」「5.Abhorrence - Triumph in Blasphemy」「6.Descerebration - Bastard Creation」「7.Nauseous Surgery - Into the Black Abyss」「8.Mental Horror - Burning Alive」「9.Ancestral Malediction - Inherite the Rising」「10.Funeratus - Universatan」「11.No Blast - Chain Reaction」「12.Abominattion - Real Glory Revealed」「13.Corpse Grinder - Condemned to Die」


V.A./BRITANNIA INFERNUS-A HISTORY OF BRITISH OCCULT AND BLACK METAL
NEAT/FAFF002

こういう企画ものをやらせるとなかなかツボを突くNEATからリリースされたUKオカルト、ブラックメタルのコンピレーション。2枚組で全30曲収録されており、ディスク1は1970〜1980年代、ディスク2は1990〜2001年までのバンドが収録されています。収録曲は下記の通り。DISCー1「BLACK WIDOW - COME TO THE SABBAT」「ATOMIC ROOSTER - DEATH WALKS BEHIND YOU」「BLACK SABBATH - BLACK SABBATH」「ANGEL WITCH - ANGEL OF DEATH」「VENOM - BLOODLUST」「PAGAN ALTAR - BLACK MASS」「WIDOW - COME TO THE RITUAL」「WITCHFYNDE - CLOAK AND DAGGER」「HELL - SAVE US FROM THOSE WHO WOULD SAVE US」「SATAN - BLADES OF STEEL」「CLOVEN HOOF - CLOVEN HOOF」「WARHAMMER - HALLOWEEN」「ONSLAUGHT - FIGHT WITH THE BEAST」「SABBAT - A CAUTIONARY TALE」「ANITCHRIST - STOKING THE OVENS OF DEATH」DISCー2「RAGNAROK - THUNDEERHAMMER」「CRADLE OF FILTH - FOREST WHISPERS MY NAME」「MEGIDDO - ELDEST OF LIGHTNINGS」「BAL SAGOTH - DREAMING OF ATLANTEAN SPIRES」「DECEMBER MOON - TWINNED WITH DESTINY」「EWIGKEIT - WONDER OF THE COSMOS」「ADORIOR - ESSENCE OF MY DREAMS」「HECATE ENTHRONED - UPON THE KINGDOM THRONE」「PHANTASIA - SCREAMS OF HIDEOUS」「FOREFATHER - IMMORTAL WISDOM」「MEADS OF ASPHODEL - CHRIST'S DEACENT INTO HELL」「REIGN OF EREBUS - STORMWINDS OF LUCIFER」「THUS DEFILED - OF SHADOW AND STORM」「OLD FOREST - CURSE OF THUNDERMOAN」「ANAAL NATHARKH - PANDEMONIC HYPERBLAST」


V.A./CHORDS OF CHAOS COMPILATION
LOFTY STORM RECORDS/LSR004

ブラジルのエクストリーム・ミュージック専門レーベル、LOFTY STORM RECORDSのコンピレーション・アルバム。EXHUMED、EAR BLEEDING DISORDER、EXCRETED ALIVE、NECROSEの4バンド、48曲56分収録。やっぱりEXHUMEDは格の違うブルータルなゴアメタル・サウンドを聴かせてくれます。他のバンドはすべてグラインド系です。


V.A./COVER 'EM ALL 2-A TRIBUTE TO METALLICA
CRED/CRED002

インダストリアル系バンドによるMETALLICAのカヴァー曲集、第2弾。またも原曲破壊の収録曲は下記の通り「1:PHYSICAL ATTRACTION - CREEPING DEATH」「2:APOPTYGMA BERZERK - FADE TO BLACK」「3:TERROR TEST - THE MEMORY REMAINS」「4:GROPE - ...AND JUSTICE FOR ALL」「5:THE SANDOWSKI FILES - THE UNFORGIVEN」「6:THE ELEMENT - THE UNFORGIVEN」「7:TENNIS - LOW MAN'S LYRIC」「8:NAKED LUNCH - SHORTEST STRAW」「9:DREADLINE - UNTIL IT SLEEPS」「10:INNOCENT BLOOD - ENTER SANDMAN」「11:2K - MAMA SAID」「12:STIGMA - ORION」「13:5 BLIND MONKS - ACID DEVIL」


V.A./COVER 'EM ALL-AN INDUSTRIAL TRIBUTE TO METALLICA
CRED/CRED001

インダストリアル系バンドによるMETALLICAのカヴァー曲集。原曲破壊の収録曲は下記の通り「1:APOPTYGMA BERZERK - NOTHING ELSE MATTERS」「2:DIE KRUPPS - BATTERY」「3:RAZED IN BLACK - THING THAT SHOULD NOT BE」「4:SPEW - FOR WHOM THE BELL TOLLS」「5:HELLSAU - MASTER OF PUPPETS」「6:RAZED IN BLACK - DAMAGE INC.」「7:ABADDON OF VENOM - WHIPLASH」「8:GODHEADS - WHEREVER I MAY ROAM」「9:ELEMENT - NOTHING ELSE MATTERS」「10:CARBON 12 - THING THAT SHOULD NOT BE」「11:BIRMINGHAM 6 - SEEK AND DESTROY」「12:IN STRICT CONFIDENCE - SAD BUT TRUE」「13:LA HONDS MILITIA - BATTERY」


V.A./CRUST X GRIND-COMPILATION
/NFHMRCD009

ブラジル出身の6バンドによるコンピレーション。ISAPUOLIはハードコアメタル、EXPERIMENTAL NOISEはブルータルな味わいのあるパンキッシュなメタル、DISARMは初期MOTORHEADのノリのあるコアメタル、IRRITATE FEATURING GRUNTはアヴァンギャルドなグラインド・コア、DIAGNOSEはドラムがズシリと重たいハードコア、GRITO DE ODIOは絶叫ボーカルによるヘヴィでスラッシーなサウンド。というわけでどのバンドもハードコア、メタルのミクスチャー系です。個人的にはEXPERIMENTAL NOISEが一番気に入りました。


V.A./DEATH IS JUST THE BEGINNING 2
NUCLEAR BLAST/NB068-2


V.A./DEATH IS JUST THE BEGINNING 5
NUCLEAR BLAST/NB3482

NUCLEAR BLASTのデスメタル・コンピレーション・シリーズ、第5弾。2枚組で半分が未発表曲。IN FLAMES の新曲から噂のSINERGYまで、たっぷり収録。


V.A./DEATH IS JUST THE BEGINNING 6
NUCLEAR BLAST/NB5492


V.A./DEATH IS JUST THE BEGINNING 7
NUCLEAR BLAST/NB1054-2

好評のシリーズ第7弾、2枚組37バンド収録、収録曲は下記の通りDISC1「AmorphisーAlone」「AnthraxーWhat Doesn't Die」「Crystal BallーFalling」「Grave Digger-Son Of Evil」「Hammerfall-Hearts On Fire」「Helloween-Madness Of Crowds」「Kovenant-The Human Abstract」「Lacrimosa-Vankina」「Manowar-Warriors Of The World United」「Primal Fear-Mind Machine」「Raunchy-Twelve Feet Fall」「Sinergy-I Spit On Your Grave」「Sinner-Die On Command」「Stratovarius-Why Are We Here?」「Therion-Asgard」「Thunderstone-Like Father Like Son」DISC2「Agathodaimon-An Angels Funeral」「Darkane-Crowing Hate」「Defecation-Protective Rage」「Destruction-Fuck The U. S. A.」「Dew-Scented-Life Ending Path」「Die Apokalyptischen Reiter-No Questions」「Dimmu Borgir-Burn In Hell」「Disharmonic Orchestra-Rusmtsim」「Hypocrisy-Nowhere To Run」「Immortal-One By One」「In Flames-Drifter」「Kataklysm-Inside The Material Flesh」「Malevolent Creation-The Will To Kill」「Meshuggah-Stengah」「Misery Index-Manufacturing Greed」「No Return-Machinery」「Pungent Stench-Nunsense」「Raise Hell-Death Race」「S. O. D. -Seasoning The Obese」「Soilwork-Natural Born Chaos」「Tidfall-The Empire Of The Pleasures Of Flesh」


V.A./GHOSTS FROM THE DARKSIDE
PURPLE FLOWER/61603-2

インダストリアル/テクノ・ゴシック系バンドのコンピレーション・アルバムで、ゴシック・クラブのBGMにぴったりの2枚組全31曲収録。収録曲は以下の通りDISC1「1:MORTHEM VLADE ART-Cortege II」「2:CHRISTIAN DEATH-She Never Woke Up」「3:IKON-Ghost In My Head」「4:HEXEDENE-Beathe」「5:L'AME IMMORTELLE-Winter Of My Soul」「6:CLAN OFXYMOX-Your Vice」「7:THE SECOND SIGHT-Run(Ghosts Edit)」「8:MANIPULATION-One Side」「9:PERFIDIOUS WORDS-Ruined」「10:DIE VERBANNTEN KINDER EVAS-Sad Silent Home」「11:LOVE LIKE BLOOD-Whispering Memories」「12:DREAMS OF SANITY-Blade Of Doom」「13:GITANE DeMONE-Ball Of Love」「14:WHISPERS IN THE SHADOW-No Colours」「15:AUTUMN-How It Came To This Way」「16:COY IMPACT-My Second Face」DISC2「1:SHINE-Shine」「2:THE CRACK OF DOOM-Rose Dance」「3:MORTHEM VLADE ART-Closer To Me」「4:JERUSALEM SYNDROM-Wave Of Sorrow」「5:THE DUST OF BASEMENT-Genocide」「6:THE DEEP EYNDE-The Baby」「7:SANGUIS ET CINIS-Als hatte ich nichts mebr zu sagan」「8:THE LAST DANCE-City Of The Gods」「9:THIS ASCENSION-Exhibition」「10:ATARAXIA-Gagliarda:Astore Sereotina」「11:BLADE FETISH-Last December」「12:ICE AGES-Shrink To Nothing」「13:DIE FORM-Rain Of Blood」「14:LACRIMOSA-Schakal(edit)」「15:WELTENBRAND-The Saga Of Lichten Stein」


V.A./HEAD NOT FOUND-CUTTING EDGE METAL
HEAD NOT FOUND/HNF043


V.A./IN CONSPIRACY WITH SATAN TRIBUTE TO BATHORY
NO FASHION RECORDS/NFR029

デビューした当時はボロカスに評論された、スウェーデン出身の元祖一人ブラックメタル、BATHORYのトリビュート。現在のスウェーデンを代表する、ブラックメタル・バンドが豪華に参加。ボーカルがどれも同じに聴こえてしまうので、各バンドの個性は稀薄ながら一気にブラックメタル・アルバムとして聴けてしまいます。1曲1曲取り出すと、いかにBATHORYが非常にアグレッシヴかつドラマティックなサウンドだったことが分かる作品。


V.A./IN CONSPIRACY WITH SATAN TRIBUTE TO BATHORY
HAMMERHEART/HHR094

デビューした当時はボロカスに評論された、スウェーデン出身の元祖一人ブラックメタル、BATHORYのトリビュート・アルバムで1998年にNO FASHION RECORDSからりリースされていたものの再発盤。MARDUK、OPHTHALAMIA、GEHENNAH、DARK FUNERAL、EMPEROR、LORD BELIAL、THE ABYSS、NIFELHEIM、SACRAMENTUM、NECROPHOBIC、UNANIMATED、SATYRICON、WARらブラックメタル・バンドが豪華に参加。当時のBATHORYの欠点は音質が悪すぎたことにあり、こうやって今の音質で聴けば、非常にアグレッシヴかつドラマティックなサウンドだったことが分かる作品。それぞれのバンドのファンも、もちろんBATHORYのマニアも必聴の作品。


V.A./MERCYFUL FATE TRIBUTE
LISTENABLE RECORDS/POSH010

15年も前にすでにブラックメタルを表現していた、MERCYFUL FATEのトリビュート・アルバム。現代のメロデス、ブラックメタルの代表バンドが参加しています。MERCYFUL FATEを知らなくてもこれだけメジャー系のデスメタルが一度に聴けるだけでおいしい。GARDENIAN、ARMAGEDDON、EMPEROR、DIMENSION ZERO、DARK TRANQUILITYら豪華バンド参加!


V.A./NO FASHION CLASSICS VOL.1
NO FASHION /NFR06662

スウェーデンのデス/ブラックメタルの専門レーベルNO FASION RECORDSの初期カタログからの2枚組コンピレーション。収録曲は以下の通り。CD1ーMARDUK[The Funeral Seemed To Be Endless]、UNANIMATED[Whispering Shadows]、KATATONIA[Without God]、DISSCTION[A Land Forlorn]、MERCILESS[Feebleminded]、THRONE OF AHAZ[Nifelheim]、UNANIMATED[Life Demise]、LORD BELIAL[Mysterious Kingdom]、MORK GRYNING[Tusen Ar Har Gatt]、DECAMERON[Prophecy Of Life To Come]、ALLEGIANCE[Hofdingadrapa]CD2ーABLAZE MY SORROW[Denial]、THRONE OF AHAZ[Let Blood Paint The Ground]、VINTERLAND[A Winter Breeze]、THE MOANING[Dying Internal Embers]、A CANOROUS QUINTET[Spellbound]、ALLEGIANCE[korpen Skall Leda Oss]、LOBOTOMY[Frozen]、NOCTES[Twilight Elysium]、A CANOROUS QUINTET[The Complete Emtiness]、VERMIN[Souls]、DARK FUNERAL[Call From The Grave]


V.A./OBSCENE EXTREME 2000
OBSCENE PRODUCTIONS/OBP037

チェコの信頼出来るレーベルOBSCENE PRODUCTIONSの2000年度のコンピレーション。表ジャケットは変態オヤジだが、裏ジャケの裏(透明トレイの下)は日本が誇るヘンタイロリコンマンガだ(-_^;) !既発曲ばかりだが、全32曲67分たっぷり楽しめます。収録曲は以下の通り。1:ROTTEN SOUND "IGnorance"、2:ISACAARUM "Arts Of Farts"、3:INGROWING "Peristaltica IX"、4:COCK&BALL TORTURE "Candy Teen Pussy..."、5:COCK&BALL TORTURE "Rosetta Twist"、6:FLESHLESS "Blood Od Whore"、7:SQUASH BOWELS "Dark Corridors"、8:HYPNOS "In Blood We Trust"、9:M.A.C. OF MAD "H.a.n.d.s."、10:PANDEMIA "The Tones Are Weader"、11:CRIPPLE BASTERDS "Non Servire A Niente"、12:CRIPPLE BASTERDS "Nascere Per Violentari"、13:ABORTION "What Makes The Difference"、14:ABORTION "It Unenjoyed My Yet"、15:"DIN-ADDICT "Cannabis Jointplex"、16:DIN-ADDICT "Musc-Lee"、17:PROFANITY "Drowned In Dusk"、18:LYKATHEA AFLAME "Shine Of Consolation"、19:BLOODSUCKERS "Forest Vermin"、20:N.C.C. "Energy Of Nucleus"、21:CONTRACTIC "Sex With Four Walls"、22:INTERVALLE BIZARRE "Glimpses Into..."、23:PURULENT SPERMCANAL "Massacre In..."、24:PURULENT SPERMCANAL "Blury Future"、25:COMRADES "Poseur"、26:CONVENT "The Truth Revealed"、27:LANIENA MENTIS "Promise Of Pain"、28:ALLENATION MENTAL "The"、29:ALLENATION MENTAL "Under Pressure"、30:FEEBLE MINDED "Miss Dissection"、31:NUCLEAR DEVASTATION "Megaton"、32:NUCLEAR DEVASTATION "Radioactivity"


13983V.A..gifV.A./OBSCENE EXTREME 2001
OBSCENE/OBP042

チェコの信頼出来るレーベルOBSCENE PRODUCTIONSのコンピレーションがさらに過激になって2001年度版登場。表ジャケットもさることながら、おなじみ裏ジャケの裏(透明トレイの下)は亀頭に刺青したペニスでのパイズリ(-_^;) !既発曲ばかりだが、全35曲78分たっぷり楽しめます。収録曲は以下の通り。1:EXHUMED "Decrepit Crescendo"、2:REGURGITATE "Ruptured Remains..."、3:GROINCHURN "Untitled"、4:HAEMORRHAGE "Ozing Molten Gristle"、5:FLESHLESS "Where' Mine Resurrection"、6:LYKATHEA AFLAME "To Give"、7:DRILLER KILLER "Skin N'Bones"、8:INGROWING "Hyperspace Souls"、9:ISACAARUM "Irrumatrix"、10:SANITYS DAWN "Peeling Off The Epidermis"、11:SANITYS DAWN "Sick,Sick,I'm So Sick"、12:CRIPPLE BASTERDS "Morte De Tossico"、13:VIU DRAKH "Fields Of Repulsion"、14:DESECRATION "Asphyxiate On Blood"、15:GODLESS TRUTH "Isolated Victim"、16:PATHOLOGY STENCH "God-Faith-Prostitution"、17:CEREBRAL TURBULENCY "Loss Of Identity"、18:CEREBRAL TURBULENCY "Yes!Legitimate"、19:CEREBRAL TURBULENCY "Harsh Future"、20:UTOPIE "Stop Viagra-Smoke Pot"、21:INHUME "Fucking Shit"、22:IMPERIAL FOETICIDE "The Seat Of..."、23:ANASARCA "I'm"、24:GRIND6.4 "Permanentni Manikura..."、25:MALEDICTIVE PIGS "Putrid Autopsy"、26:AHUMADO GRANUJO "Cunt Slime"、27:AHUMADO GRANUJO "Cold Turkey"、28:ABORTION "The Truth Hurts"、29:BIZARRE EMBALMING "Pneumothrax"、30:SANATORIUM "Postmortal Goreaphobia"、31:!T.O.O.H.! "The Postman"、32:PIGSTY "Buried Belief"、33:HUMAN ERROR "So Fuckin'Cool"、34:NEEDFUL THINGS "Freedom-Criminal-Suicide"、35:IRRITATE "Project Terror"


16158V.A..gifV.A./OLD DAYS NOSTALGIA-3CD
SOA RECORDS/SOA70

マニア御用達のイタリアSOA RECORDSによるグラインド、ウルトラ・ノイズコア、クラストコア系バンドの7インチやスプリット音源を、23バンド210分収録の3枚組CD。豪華ブックレット付き、マニアは即ゲットなアイテムです。収録されているのは下記の通りCD1「ASSUCK-State To State:EP」「SOCIETY OF JESUS-Dei Miracoli:EP」「ANAL CUNT-Track From THE MASTER OF NOISE:LP」「DUDMAN-Tracks From SSP Split EP」「CRIPPLE BASTERS-Tracks From COMRADES Split EP」「MOTORSAEGENSERVICE-Du Abt Bot Sagen? MCD」「BLOODRED BACTERIA-Tracks From Total Fucking Destruction Split EP」「SSP-Tracks from DUDMAN Split EP」「GEROGERIGEGEGE-Yellow Trash Bazooka EP」CD2「DISRUPT-Smash Divisions EP」「DOGFIGHT-s/t EP」「AGATHOCLES-Tracks from COMRADES Split CD」「NAGANT 1895 Tracks from OBTRUDE Split EP」「CRACKED COP SKULLS-Why Pussyfoot When You Can Kill? EP」「FUCKING BLOOD-Never Released EP」「7 MINUTES OF NAUSE-Tracks from The Master of Noise LP」CD3「CHARRED REMAINS AKA MAN IS THE BASTERD-Abundance Of Guns EP」「DOGMATIZED-Ipse Dixit EP」「TOTAL FUCKING DESTRUCTION-Tracks from BLOODRED BACTERIA Split EP」「ROTTEN SOUND-Psychotic Veterinarian MCD」「OBTRUDE-Tracks from NAGANT 1895 Split EP」「BLOODSUCKINGREAKS-Tracks from Their LP」「END OF SILENCE-Tracks from The Master of Noise LP」


V.A./PANTHER-A TRIBUTE TO PANTERA
ECLIPSE/ECLIPSE9902

すっかりエクストリーム/モダンヘヴィの代表バンドになったPANTERAのトリビュート・アルバム。参加バンドはアメリカのバンドで、ほとんどがアルバムリリースの経験のあるバンドなので、その辺では安心できます。個人的には最近のPANTERAには全く興味がないので、聴いたこともない曲もありますが、まあ、エクストリーム/激烈ヘヴィメタル・アルバムとして聴く分には可もなく不可もなくって感じ。(1)(7)(8)あたりがやっぱりいい感じでした。PANTERAマニアおよびそれ系のサウンドが好みの人は聴いて損なし。


V.A./PREMATURE BURIAL TOUR VOL01-GET DRUNK OR DIE TRYING
PREMATUE BURIAL/PB001

アメリカ・マサチューセッツ出身のブルータル・デスメタル・バンドGORATORY、国産ブルデス・バンドVOMIT REMNANTS、スペイン・マドリード出身のブルータル・バンドWORMEDによる来日ツアー記念3WAYスプリット、全9曲39分収録。収録曲は下記の通りGORATORY「1. Puss Filled Maggots」「2. Pig Fucker」「3. Wrestling with Feces (Demo Version)」VOMIT REMNANTS「4. Decomposed Of Structure」「5. 00 Buck Shot」「6. Prodigy Of Solitude (Live Version)」WORMED「7. Tunnel Of Ions」「8. Planisphaerium」「9. Ectoplasmic Iconosphere D.1 (Re-Master Version) 」


V.A./REQUIEMS OF REVULSION:A TRIBUTE TO CARCASS
DEATH VOMIT/DVR008

デスメタル、それも最も醜悪なゴア系のサウンドで美を構築したCARCASSのトリビュート・アルバム。参加バンドもさることながら今更ながらにCARCASSの曲の良さが伝わってきます。特に(2)の「REEK OF PUTREFACTION」はやはり名曲、誰がやってもカッコいい曲、そしてなんといっても注目は(7)のDISGORGE、さすがは世界一のゴア・ブルータル・バンドと思わせる演奏です。多少音質のばらつきがありますが、全18曲、60分強、存分に楽しめます。


V.A./REQUIEMS OF REVULSION:A TRIBUTE TO CARCASS
DEATH VOMIT/DISPLEASED/D00096

デスメタル、それも最も醜悪なゴア系のサウンドで美を構築したCARCASSのトリビュート・アルバム。参加バンドもさることながら今更ながらにCARCASSの曲の良さが伝わってきます。特に(2)の「REEK OF PUTREFACTION」はやはり名曲、誰がやってもカッコいい曲、そしてなんといっても注目は(7)のDISGORGE、さすがは世界一のゴア・ブルータル・バンドと思わせる演奏です。多少音質のばらつきがありますが、全18曲、60分強、存分に楽しめます。


V.A./RETURN OF THE MOUNTAIN KING A TRIBUTE TO SAVATAGE
UNDERGROUND SYMPHONY/USCD048

スケールが大きく、メロディアスなヘヴィメタルを聴かせてくれるSAVATAGEのトリビュート・アルバム。参加バンドはイタリアン・シンフォニック専門レーベルUNDERGROUND SYMPHONY所属バンドで、PROJECTO,SHADOWS OF STEEL,WONDERLAND,EDDY ANTONINI,MESMERIZE他。


V.A./SWEETS FOR MY SWEET CHAPTER 1
LOWLIFE/LOW006

ブルータル、グライドコア系の3バンドによるスプリット。かなりのマニア以外はなかなか手を出せない内容が多い中、このスプリットは絶品!まずきわめて高音質で、生々しい演奏が聴かれます。音源はそれぞれMCDまたはデモでリリースされたものですが、音質のばらつきがなく、55分通して聴いても違和感なし。さて収録されているバンドですが、CONFESSIONS OF OBSCURITYとOUTCASTはベルギー出身のバンドで前者はゴア系の重量感のあるショート・グラインド、後者はNYスタイルのグラインドでスピード感、ゲロ度満点のサウンドです。スウェーデンのIMMERSED IN BLOODは元INVERTED,SKYMINGのメンバーが在籍しており、超絶スピードのブルータル・デスメタルです。各バンドの今後のフル・アルバムが楽しみ!超お薦め作品!!


V.A./THE KEEPERS OF JERICHO-A TRIBUTE TO HELLOWEEN
ARISE RECORDS/ARISE022

スペインのインディーズ・レーベルARISE RECORDSが企画したHELLOWEENトリビュート。選曲はすべて初期作品からだし、名の知れたバンドばかりなので、安心。ただしあまりにもお決まりすぎてあまり刺激はないです。初期HELLOWEENを聴いたことのない人、もしくはHELLOWEENか各バンドのマニア向き。曲目は以下の通り...RHAPSODY - GUARDIANS,SONATA ARCTICA - I WANT OUT,HEAVENS GATE - A LITTLE TIME,METALIUM - RIDE THE SKY,LUCA TURILLI - I'M ALIVE,MORIFADE - JUDAS,VISION DIVINE - EAGLE FLY FREE,BRAINSTORM - SAVAGE,LABYRINTH - FUTURE WORLD,CYDONIA - SAVE US,SQUEALER - VICTIM OF FATE,DARK MOOR - HALLOWEEN,SECRET SPHERE - HOW MANY TEARS


V.A./THE KEEPERS OF JERICHO-A TRIBUTE TO HELLOWEEN 2
ARISE RECORDS/ARISE040

スペインのインディーズ・レーベルARISE RECORDSが企画したHELLOWEENトリビュートの第2弾。パート1の顔ぶれに比べると多少見劣りしますが、HELLOWEENファン並びにスピードメタル・ファンは必聴作。収録されているのは下記の通り。「IRON SAVIOR - PHANTOMS OF DEATH」「STEEL ATTACK - DR. STEIN」「POWERGOD - STARLIGHT」「BETO VAZQUEZ - A TALE THAT WASN´T RIGHT(Featuring Elisa - Dark Moor - on Lead vocals)」「ARWEN - MARCH OF TIME」「FRETERNIA - MURDERER」「HIGHLORD - POWER」「PARAGON - METAL INVADERS」「CELESTY - THE CHANCE」「DRAGONLAND - SOUL SURVIVOR」「AXENSTAR - TWILIGHT OF THE GODS」「VHALDEMAR - GORGAR」「RED WINE - RISE & FALL」


V.A./TRIBUTE TO ACCEPT VOL.2
NUCLEAR BLAST/NB544-2

HELLOWEENの登場以前にジャーマン・パワーメタルの代名詞とされたACCEPTのトリビュート作第2弾。収録曲は以下の通り1:WITCHERY-Fast As A Shark、2:RAISE HELL-Slaves To Metal、3:UDO-XTC、4:DISBELIEF-Dogs On Leads、5:BREAKER-Breaker、6:GODGORY-Princess Of The Dawn、7:TAD MOROSE-Losing More Than You've Ever Had、8:THERION-Seawinds、9:AGENT STEEL-Demon's Night、10:DARKANE-Restless & Wild、11:ROUGH SILK-Screaming Foe A Lovebire、12:VANIZE-Predator、13:CUSTARD-Aiming High、14:DARKSEED-Midnight Mover、15:SPIRAL TOWER-TV War、16:ROCK'N ROLL STOMTROOPERS-I'm A Rebelう〜んやっぱり「Fast As A Shark」「Restless & Wild」「TV-War」は3大名曲ですね。


17469V.A..gifV.A./TRIBUTE TO DEAD CAN DANCE-THE LOTUS EATERS
BLACK LOTUS/BLRDCD062

1981年にBrendan PerryとLisa Gerrard によって結成され、ポストパンク、ニューエイジ/エレクトリック/ダークウェーヴとして一世風靡したDEAD CAN DANCEのトリビュート・アルバム。透明感のある女性ボーカルと気怠げな男性ボーカル、シンセサイザーを主体にエスニックなメロディを奏でたそのサウンドは現在も数多のバンドに影響を与えており、その申し子たちがこぞって参加。DEAD CAN DANCEのオリジナルを知らなくてもダークウェーヴ、フィーメイルゴシック、エレクトリック、特にエスニックなファンは聴いて損なしの2枚組全26曲150分。収録曲は下記の通りDISC1「01: ARCANA-In The Wake Of Adversity」「02: PERSEPHONE-Spirit」「03: DANNY LILKER(NUCLEAR ASSAULT)with LISA SEHREIB-Cantara」「04: ATARAXIA-Bylar」「05: FAITH AND THE MUSE-Mesmerism」「06: TRAIL OF TEARS-The Arcane」「07: HORTUS ANIMAE(with Liv Kristine Espenaes)-Windfall Introducing Summoning Of The Muse」「08: AMBER ASYLUM-Cardinal Sin」「09: GRIDO-Oman」「10: DANIEL CAVANAGH(ANATHEMA)-Spirit」「11: IMPERIA(Helena Iren Michaelsen-ex TRAIL OF TEARS)-The Lotus Eaters」「12: EPHEMERAL SUN-Avatar」「12: SARAH JEZEBEL DEVA-The Wind That Shakes The Barley」DISC2「01: BLACK TAPE FOR A BLUE GIRL-Fortune present gifts not according to the book」「02: JARBOE(ex SWANS)-American dreaming」「03: ANTIMATTER-Black sun」「04: THE GATHERING-In power we entrust the love advocated」「05: NIGHTFALL-The obiguitous Mr.lovegrove」「06: DARKWELL-Anywhere out of the world」「07: ULVER-In the kingdom of the blind the one-eyed are kings」「08: AKRABU-Desert song」「09: NOEKK-How fortunate is the man with none」「10: IMPERIAL BLACK-Enigma of the absolute」「11: SECRETS OF THE MOON & NOSTALGIA-The Protagonist」「12: MONUMENTUM-Windfall」「13: SUBTERRANEAN MASQUERADE-Summoning of the muse(Deconstructed)」


V.A./TRIBUTE TO SARCOFAGO-18TR
COGUMELO/CG0052

ブラジル出身のカルト・ブラック/スラッシュメタル・バンド、SARCOFAGOのトリビュート・アルバム。多少音質にバラツキがありますが、全18曲68分収録。収録曲は下記の通り「1:ANGEL CORPSE - DESECRATION OF VIRGIN」「2:DROWNED - THE LAWS OF SCOURGE」「3:SATYRICON - INRI」「4:LUSTFUL - NIGHTMARE」「5:IMPALED NAZERNE - THE BLACK VOMIT」「6:IMPURITY - ORGY OF FLIES」「7:EXHUMED - SEX DRINKS & METAL」「8:SEXTRASH - SATANAS (DEMO VERSION)」「9:CONQUEROR - CHRIST'S DEATH」「10:MYSTIFIER - SATANIC LUST」「11:UNDER THREAT - PIERCINGS」「12:PATHOLOGIC NOISE - SATANAS」「13:BLACK WITCHERY - THE BALCK VONIT」「14:LETHAL CURSE - ROTTING」「15:POSTHUMOUS - CHRIST'S DEATH」「16:DESCEREVRATION - SEX DRINKS & METAL」「17:CALVARY DEATH - THE GOD'S FACES」「18:MYSTERIIS - NIGHTMARE」


V.A./UNDERGROUND DESTRUCTION SERIES VOL.1
UNDERGROUND MEDIA GROUP/12351CD

アメリカのインディーズ・レーベルが企画したブルータル・デスメタルのコンピレーション。DYING FETUS,INTERNAL BLEEDING,KRABATHOR他収録。すべて既発曲ですが、試し聴きには良いでしょう。やっぱりKRABATHORは飛び抜けてカッコいい。


15959V.A..gifV.A./VISIONS-A TRIBUTE TO BURZUM-2CD
UNHOLY RECORDS/15959CD

ノルウェー出身でアトモスフェリック・ブラックメタルの始祖BURZUMのトリビュート・アルバム。2枚組全23曲140分強収録。ファン必携必聴のマストアイテム!!!収録曲は下記の通りDISC1「Aborym- Det Som Engang Var」「Aegishjalmar- Jesus Tod」「Black Queen- Inn I Slottet Fra Droemmen」「Cryogenic- Dunkelheit」「Earthcorpse- Lost Wisdom」「Ewigkeit- Ea 2000 (Out For The Count)」「Fornost- Wende Im Zeichen Des Mikrokosmos」「Funeral Procession- Der Ruf Aus Dem Turn」「Judas Iscariot- War」「Krigstrommer- Lost Wisdom」「Krystal- Balferd Baldrs」「Luror- Key To The Gate」DISC2「Nokturnal Mortum-Journet to the Stars」「Orthaugr-Der weinende Hadnur」「Pagan Hellfire-Frijos einsames Trauern」「Sarnath-Stemmen fra Tarnet」「Schizoid-En ring til a herske」「Starchamber-Han som reise」「The Syre-Black Spell of Destruction」「Troniis Absyss-Moti Rangnarokum」「Wolfsburg-Ein verlorener,vergessener trauriger Geist」「Wood Of Fallen-Beholding the Daughters of the Firmament」「Herrenvok-Daudi Baldrs」


V.A./WIZARDS OF GORE-A TRIBUTE TO IMPETIGO
RAZORBACK RECORDS/RR06

1987年から活動していたアメリカ出身のゴア・ブルータル・デスメタル・バンド、IMPETIGOのトリビュート・アルバム。MURDER CORPORATION,BLOOD DUSTER,MORTICIAN,MACHETAZO,IMPALED,SANITYS DAWN,HAEMORRHAGE,DEEPRED,VAMPIRIC MOTIVES,EXHUMED,VASTION,REPUGNANCE,C.B.T.,LYMPHATIC,BLOOD,ENGORGED,INTENSE HAMMER RAGE,WADGE,LAST DAYS OF HUMANITY,MORGUE,INGROWING,DECEASED,GORE BEYOND NECROPSY,MORBID SAVOURING,LIVIDITY,C.S.S.O.,DEMISOR,LORD GORE、全28バンドが参加。現在のゴア・ブルータルな世界を引っ張るバンドも参加しており、つべこべ解説不要のブルータル・ゴア・マニア必聴必携作!!!!!!!!!!!!!!


14828V.A..gifV.A./WORLD DOMINATION 4
OSMOSE PRODUCTIONS/OPDCD666-1

フランスのデス/ブラック専門レーベル、OSMOSE PRODUCTIONSのコンピレーション・アルバム、シリーズ第4弾。2枚組全35曲収録。収録曲は下記の通りDISC1「1. SADISTIK EXEKUTION : Rigormortik Resurrektion + Fukking Death」「2. IMPALED NAZARENE: Hardboiled And Still Hellbound」「3. OBLIGATORISK TORTYR: Snart Bryter Kriget Ut.」「4. ABSU: From Ancient Times (Starless Skies Burn To Ash)」「5. ANOREXIA NERVOSA: Le Portrait De La Vierge」「6. DRILLER KILLER: No Rules」「7. MELECHESH: Wardjnn」「8. ARKHON INFAUSTUS: Domination Xtasy」「9. ENSLAVED: The Voices」「10. DEMENTOR: Death Is Coming 」「11. DIVINE DECAY: Alone」「12. ABOMINATOR: Carnivorous Strike Of The Knife」「13. BEWITCHED: Under Satan's Spell」「14. HOUWISTER: A Bite Of A Deseased Rat」「15. CIRITH GORGOR: A Twilight Serenade」「16. RAVAGER: Blasphemic Iniquity」「17. NOTRE DAME: Blacksmith & Co」「18. SETH: Addicted To Psychotropic Angeldust」「19. RITUAL CARNAGE: The Birth Of Tragedy 」DISC2「1. DRILLER KILLER: Confession Of A Sucking Breed」「2. CIRITH GORGOR: Perishing Nights (A Nocturnal Gathering)」「3. ABSU: Silvester Anfang/Deathcrush」「4. ABOMINATOR: Wisdom Profane」「5. INHUME: Bowel Movement」「6. ANTAEUS: Blood War III」「7. SETH: Into Thy Labyrinth」「8. ANOREXIA NERVOSA: Metal Meltdown」「9. ARKHON INFAUSTUS: Procession Of The Black Synod」「10. MELECHESH: Purified Of The Stars」「11. RAVAGER: Curse Of The Legions Of Death」「12. REVENGE: Yabssor Born - Blood Of My Blood」「13. THORNSPAWN: Wrath Of War」「14. AXIS OF ADVANCE: Re-animation」「15. EXMORTEM: Berzerker Legions」「16. OBLIGATORISK TORTYR: My Hatred 」


16195V.A.ULVER.gifV.A./ULVER/ULVER 1993-2003:1ST DECADE IN THE MACHINES
JESTER/TRICK025

ノルウェー出身の天才的&狂気的ブラックメタル集団ULVERの初期音源を、最近のサウンドトラック風アレンジにインダストリアル/アンビエント・アーティストによってリメイクされた作品。参加しているのはULVER自身とALEXANDER RISHAUG、INFORMATION、THE THIRD EYE FOUNDATION、UPLAND、BOGDAN RACZYNSKI、MARTIN HORNTVETH、NEOTROPIC、A WILTZIE vs. STARS OF THE LID、FENNESZ、PITA、LAZZKAMMER、V/Vm、そして日本が誇るMERZBOW。ダーク、アンビエント、インダストリアル・サウンドスケープ・ミュージック・ファン向け。


VADER/BLACK TO THE BLIND
/IRC104

ポーランド出身のデス/スラッシュ・バンドVADERの3作目のオリジナル・アルバム。抑圧されていたパワーが吹き出したようなサウンドはまさに破壊的です。全10曲30分弱のなかにひたすらアグレッシヴにスピーディーに突き進む音圧に圧倒されます。メロディック・デスやゴシックなんか軟弱で聴いてられないって人、とことんコアなサウンドを求める人は必聴の一枚です。


VADER/BLACK TO THE BLIND
METAL MIND/MMPCD0155

ポーランド出身のデス/スラッシュ・バンドVADERの3作目のフルアルバム。抑圧されていたパワーが吹き出したようなサウンドはまさに破壊的です。全10曲30分弱のなかにひたすらアグレッシヴにスピーディーに突き進む音圧に圧倒されます。メロディック・デスやゴシックなんか軟弱で聴いてられないって人、とことんコアなサウンドを求める人は必聴の一枚です。ポーランドMETAL MIND RECORDSからの再発盤、ボーナストラック「Anamnesis」収録


VADER/BLACK TO THE BLIND-REMADTER DIGIPACK+DARKEST AGE
IMPACT/IRC151

ポーランド出身のデス/スラッシュ・バンドVADERの3作目のアルバムのデジタル・リマスター、デジパック盤。「DARKEST AGE」をボーナストラックとして収録。


VADER/DE PROFUNDIS
IMPAC/IRC067

セカンドアルバム


VADER/DE PROFUNDIS
METAL MIND/MMPCD0062

セカンドアルバム、METAL MINDからの再発盤。


VADER/DE PROFUNDIS+FUTURE OF THE PAST
IMPAC/IRC152

ポーランドが誇るデスメタル・バンド、セカンドアルバムにボーナストラックとして96年発表のカヴァー曲を集めた企画盤「FUTURE OF THE PAST」を収録した再発盤。


VADER/FUTURE OF THE PAST
IMPAC/IRC092

96年発表のカヴァー曲を集めた企画盤。


VADER/FUTURE OF THE PAST
METAL MIND/MMPCD0153

96年発表のカヴァー曲を集めた企画盤。ポーランドのMETAL MIND RECORDSからの再発盤。


VADER/KINGDOM
SYSTEM SHOCH/4001617532522

ついに来日まで果たした、ポーランド出身のデスメタル・バンド、新録とリミックスを収録したミニ・アルバム。このバンドの場合何でもキチンとやる姿勢が窺えて、ファンにはうれしい限りでしょう、新録曲も他のバンドのようないわゆる過去の捨て曲やセッション程度のごまかしをせず、目一杯の爆走曲です。ただボーナスとして収録されているリミックスは蛇足。「KINGDOM」のビデオクリップがCD−ROMトラックで収録されています。


VADER/KINGDOM
METAL MIND/MMPCD0057

ついに来日まで果たした、ポーランド出身のデスメタル・バンド、新録とリミックスを収録したミニ・アルバム。このバンドの場合何でもキチンとやる姿勢が窺えて、ファンにはうれしい限りでしょう、新録曲も他のバンドのようないわゆる過去の捨て曲やセッション程度のごまかしをせず、目一杯の爆走曲です。ただボーナスとして収録されているリミックスは蛇足。METAL MINDからの再発盤。


VADER/LITANY
METAL BLADE/3984142972

ポーランドが誇るブルータル・デスメタル・バンド、4作目のフル・アルバム。もはやポーランド出身という東欧圏のバンドというよりもヨーロピアン・ブルータル・バンドの頂点に立つサウンドです。(1)の導入からガトリング砲の如く叩き出されるツーバスの連打はすざましいばかりです。小刻みにうごめくギターリフと、切れ込み型のソロ、暴虐ボーカルが、そのDocの超絶ドラムスに負けんばかりに怒濤のアグレッシヴ・サウンドを築いております。3分弱の曲でとにかく全編小手先の変化技には頼らないストレート&スピード・デスメタルが爆裂。凄い!


VADER/LIVE IN JAPAN
METAL MIND/MMPCD0059

ポーランドが世界に誇る超絶デスメタル・バンド、VADERの1998年8月31日の来日公演を収録したアルバム。METAL MINDからの再発盤、ボーナス・ビデオトラックとして「Kingdom」のクリップ収録


VADER/LIVE IN JAPAN-DIGITAL REMASTER+SOTHIS
SYSTEM SHOCK/4016552215027

1998年8月31日の来日公演を収録した超絶ライヴ+ミニ・アルバム「Sothis」をカップリングしたデジタルリマスター、デジパック盤


VADER/REBORN IN CHAOS
HAMMERHEART RECORDS/HHR013

ようやく日本でも93年のライヴ音源がリリースされたポーランドのヴァイオレント・デスメタル・バンド、VADER。これはEARACHEが92年にリリースしたかれらの1st.アルバムの元になった自主制作音源「NECROLUST」と「MORBID REICH」のカップリング再発盤。このころはまだデスラッシュな演奏で非常にアグレッシヴ。EARACHEからの1st.アルバムは入手困難なので、初期VADERを知るには必聴の一枚。


VADER/REBORN IN CHAOS
METAL MIND/MMPCD0054

ようやく日本でも93年のライヴ音源がリリースされたポーランドのヴァイオレント・デスメタル・バンド、VADER。これはEARACHEが92年にリリースしたかれらの1st.アルバムの元になった自主制作音源「NECROLUST」と「MORBID REICH」のカップリング再発盤。このころはまだデスラッシュな演奏で非常にアグレッシヴ。EARACHEからの1st.アルバムは入手困難なので、初期VADERを知るには必聴の一枚。


VADER/REIGN FOREVER WORLD
METAL BLADE/3984143652

前作「LITANY」アルバムでやはりポーランド・デスメタルの底力を見せつけてくれたVADERの新曲3曲、ライヴ2曲、日本盤のボーナスとして収録された2曲に、DESTRUCTION「TOTAL DESASTER」、JUDAS PRIEST「RAPID FIRE」、MAYHEM「FREEZING MOON」のカヴァーを収録した企画盤。自身の曲はもちろん、カヴァー曲でも彼ら特有の個性が発揮されており(それは以前のカヴァー曲集「FUTURE OF THE PAST」でも証明済み)やはり並のバンドではなかった。ファン必聴作。


VADER/REVELATIONS-DIGI
METAL MIND/MMPCD0154DG

ポーランドが世界に誇るブルータル・デスメタルの先駆者的バンド、2000年の「Litany」アルバムに続く5作目のスタジオ・オリジナル・フルアルバム。3作目のアルバム「BLACK TO BLIND」で世界的に認められ、一躍引っ張りだこにされたが故、気負い過ぎ、またガチガチのアレンジが暴虐性を薄れさせた前作と打って変わって、再びSLAYER直系のスラッシュ・リフを主体に爆走感と重厚さを持ったサウンドになっております。マシンを思わせた単調なリズム展開から、ヘヴィメタルの様式を持ったカッコいい曲展開になり、ただハイテンションのみだったのが押しと引きを備え、ドロドロしたウネリを発揮しており、断然聴き応えのある作品になっています。「Epitaph」のプロモション・ビデオを収録したCD-ROMトラック付き。


VADER/SOTHIS
REPULSE RECORDS/RPS013


VADER/SOTHIS
METAL MIND/MMPCD0056


VADER/THE DARKEST AGE '93 LIVE
METAL MIND/MMPCD0055

1993年12月に行われたライヴを収録したアルバム、地元ポーランドのMETAL MINDからの再発盤。


VADER/THE ULTIMATE INCANTATION
EARACHE/METAL MIND/MMPCD0025

93年リリースのファースト・アルバム


16161VAGINALCARNAGE.gifVAGINAL CARNAGE/DILDO DETENTION
NO ESCAPE/NE006

オーストラリア出身の3人組、下水道ゴア・グラインド・バンド、デビュー・ミニ・アルバム。コレはなかなかいいぞ!暴虐性、破壊度、スピード感共に高得点です。「No Vocal Effect」とクレジットされたヴイヴイとしたボーカルとイヴィルな絶叫の掛け合い、トレモロ主体のゴリゴリガリガリのヒステリックなギターリフ、タラララとしたスネアによるブラストと重量感のあるツーバス爆走、ブンブンうなるベースが一体となって襲ってきます。バンド名やアルバムタイトル、ジャケット、お決まりのナレーションなどに至るまでエッチさが露骨じゃないところも好印象。全11曲15分ですが、フル・アルバムを期待したいバンドです。


VALIANCE/THE UNGLORIOUS COSPIRACY
BLACK LOTUS RECORDS/BLRCD020

イタリア出身のツインギター、キーボードの6人組、シンフォニック・パワーメタル・バンド。ドラマティックなインスト曲から続いて疾走曲が始まるおなじみのパターン。ボーカルは中音域主体で、高音はうわずり気味。ギターのフレーズやキーボードの導入などが古くさい印象で、イタリアン・シンフォニックと言うよりは初期HELLOWEENにキーボードを付け足した感じ。歌メロや曲展開に凝った部分や、ドラマティックな曲にするための劇的効果をねらったアイデアは豊富ですが、強引なところがあり、まだまだアレンジやコンポーズの面での詰めの甘さがあって、聴き苦しい部分があります。結局(2)(7)といったすんなりした曲の方が印象度が高い。HELLOWEENとRHAPSODYを足して2で割った余りみたいなサウンド。


VALIANCE/WAYFARING
BLACK LOTUS RECORDS/BLRCD037


VALLEY'S EVE/DECEPTION OF PAIN
LMP/LMP0302-039CD

ドイツ出身のアグレッシヴ・パワーメタル・バンドで、専任のキーボーディストが抜けて4人組になった3作目。今作ではベーシストがキーボードを兼任。ボーカルのR.D.Liapakisのカエルを踏みつぶしたような声(っていうほど酷くはないけど)が好き嫌いの分かれ目のバンド。各楽器の音色も古臭く、曲展開も使い古された感じの、良くも悪くも80年代的な印象。オールド・ジャーマンメタル・ファンならともかく、この程度では刺激度はゼロ。


VANIZE/BOOTLICKER
NUCLEAR BLAST/NB4122

もちろんドイツ出身のバンド、4年ぶりのセカンド作。ボーカルはウド・ダークシュウナイダーの実弟ピーター。(1)からまさにACCEPTサウンド全開!兄弟だから声が似てるのは当たり前だろうし、曲調が似てるのもパクりだ!とも言い切れないだろう。全体的にはACCEPTというよりU.D.O.に近い多少モダンな感じのパワーメタル。疾走感、メロディアスなギター共に満点。こうなったら兄弟ツインボーカルでやってくれ!


VARATHRON/GENESIS OF APOCRYPHAL DESIRE
CURSED PRODUCTIONS/CURSED2006

ギリシャ出身のテクニカル・デスメタル・バンドの未発表曲、デモ音源を収録したアルバム。前半のデモ音源等は恐ろしく音質が悪いのもありますが、テクニカルでプログレッシヴな演奏に咆哮型デス声がかぶる彼等の貴重なサウンドがぎっしりです。泣きメロたっぷりのギター、手数の多いドラム、スピーディかつ凝った展開の曲など見事なんですが、それにしても、デジタル・リマスターされているってクレジットされていますが音質は極悪です。


VARATHRON/HIS MAJESTY AT THE SWAMP
CYBER MUSIC/CYBERCD8


VARATHRON/WALPURGISNACHT
UNISOUND RECORDS/USR017

ゲストで2曲SEPTIC FLESHのメンバーが参加


VARGAVINTER/FROSTFODD
INVASION/I.R.023

スウェーデン出身の3人組、ブラックメタル・バンド、デビュー作。歌詞はスウェーデン語で歌われていますが、全く違和感なし。絶叫型のデスボーカルに扇動タイプのギター、スピーディでアグレッシヴなサウンドで、このレーベルの初期作品にしては、珍しく音質も良好。時折のぞかせるギターリフやギターソロが北欧特有のメロディラインで、特徴のある雰囲気を持っています。メロディアス・ファンには見逃せない作品。


VARGSANG/CALL OF THE NIGHTWOLVES
UNDERCOVER/UCRCD13

ドイツ出身の元GRAVENのVARGSANG(vo&g&ds)による一人ブラックメタル。ありがちなローファイでミサンスロピックなサウンドですが、音質はなかなか良い。ゆったりと吐き出す絶叫ボーカル、印象的なトレモロ・リフが寒々しくもの悲しげに鳴り響いております。打ち込みかもしれませんがブラストビートも特によたることなく、ツーバス連打への切り返しもカッコいい。RAWでプリミティヴな一人ブラック・マニアは聴いて損なしの全8曲36分。


VEIL/WORDS AGAINST NOTHING
CENTURY MEDIA/772222

ドイツ、ハノーヴァー出身の4人組で、シンプルなロックン・ロールをベースに思いっきりスピーディーでアグレッシヴな演奏を聴かせてくれます。ボーカルは終始アングリーに叫んでおり、ギターもスラッシーなリフを刻むことに専念。初期のMOTORHEADをグンとやかましくしたような感じで、ストレートにスカっとしたいときに聴くといい感じです。


VELES/BLACK HATEFUL METAL
NO COLOURS RECORDS/NC016CD

ポーランド出身の超神秘的ブラックメタル・バンド、VELESの2作目。ひたすらアヴァンギャルドな世界を築いております。まともに聴こえるのはドラムとキーボードの音だけで、ボーカルはひたすら叫ぶ、ギターはかき鳴らすだけという凄さ。とにかくまるでオカルト映画を観てる(聴いてる?)ような感じで、単調で暗いメロディで場面を盛り上げて一気に炸裂といったパターンです。94年のデモ音源がボーナスとして収録されています。


VELES/NIGHT ON THE BARE MOUNTAIN
NO COLOURS RECORDS/NC005

ポーランド出身のプリミティヴ・ブラックメタル・バンド、1995年レコーディング作。全くやる気の感じられないようなドゥーミーでダークなサウンドが延々続きます。幕一枚隔てたような音質、フラフラするテンポで今にも曲が終わるのかと思いきやまた盛り返す辺りは業か?壮麗なシンセサイザーがバックを流れ、煽動型リフにも叙情性が感じられますが、ドラムがもたつきすぎ。HELLHAMMERとまでは言わないまでも、もう少ししっかりしていれば良いのに・・・残念


16854VELESLEGION.gifVELES / LEGION/BLOOD ON MY KNIFE-SPLIT CD
NO COLOURE/NC070

ポーランド出身のカルト・ヒーゼン・ブラックメタル・バンド、VELESとLEGIONの2WAYスプリット・アルバム。VELESはそれまでの極悪音質とうってかわって実に小気味よいサウンドです。字余り気味に吐き出す絶叫型ボーカルにシャラシャラしたギターリフ、ワンバスキック、ツーバスを使い分けたプリミティヴな曲調にシンセサイザーが何とも悪魔的に絡んでおります。LEGIONはテープ起こしの極悪音質ながらその破壊的なサウンドがファストブラックにも通じる所があり、なかなかの聴き応え。全11曲39分、666枚限定手書きナンバリング付き。収録曲は下記の通り「Winds of The Vampires」「Majesty Of War」「The Pact」「Forgotten Time-Honoured Custom」「Black Flames Sprend Warfare」「Battle Din」「Epos」「War Against Christianity」「The Forest of Werewolves」「Blood on my knife」「Warriors of Fullmoon」


VELVET CACOON/GENEVIEVE
FMP/17696CD

After having done several recordings that were never released, "Genevieve" is the band's first official full length to be made public. VELVET CACOON is an anonymous mysterious US black metal duo comprising LVG and SGL, claiming to operate from the second storey of a rotting building stocked with antiquated musical instruments the project's most noteworthy piece of propaganda is that they "developed a 'Dieselharp' guitar which functions off of the collected pressure of gasses from the flames of diesel gasoline instead of traditional electric pickups. Music-wise, the grim and fuzzy album can be compared to early BURZUM, ANGANTYR, XASTHUR and LEVIATHAN. On US cult label Full Moon Productions.


17329VENEFICUM.gifVENEFICUM/ENIGMA PROGNOSIS
FOREVER UNDERGROUND/FU020

1998年頃に結成されたアメリカ・イリノイ出身のツインギター、キーボード奏者のいる4人組、シンフォニック・ブラックメタル・バンド、ファースト・フルアルバム。これだからアメリカのバンドは侮れない!プリミティヴ系やメロデスは徐々に登場しつつあるものの、このバンドはCRADLE OF FILTHやDIMMU BORGIRを彷彿とさせるノルディック・シンフォニック・ブラック。フィンランドのFinnvox Studiosでマスタリングする気合いの入った作品で、予感的なイントロに続いてパワフルな絶叫型ボーカル、ゴリゴリしたギターに爆走するドラムス、重厚感たっぷりのキーボードが隙間を埋め尽くすサウンドを展開。随所にメロディアスなギター、キラキラしたキーボードも導入、そのヒステリックなブラックメタルと叙情パートとの対比は見事。まだまだ拝借メロディが多く個性的な部分は少ないものの交響ブラックに飢えてる人なら聴いて損なしの全11曲73分。


VERMETH/YOUR RUIN...
DRAKKAR PRODUCTIONS/DKCD018

フランス出身のブラックメタル・バンド、TORGEISTのメンバーが在籍するオールド・ブラック。延々掻きむしられるギターリフ、壁一枚隔てたところから聞こえるボーカル、ドタバタしたドラムスといったまさにRAWでプリミティヴで凶暴凶悪なサウンドです。ブラックメタル信者以外が手を出すと大やけどの一枚、あのDRAKKAR PRODUCTIONSからのリリース作品!


VERMIN/FILTHY FXXXING VERMIN
NO FASHION RECORDS/NFR046

スウェーデン出身の4人組、デスロール・バンド、2作目。前作の反省からか、ジャケットもしっかりと硬派になり、全曲ヘヴィでグルーヴィーなサウンド。曲そのものがシンプルになり、ボーカルもガナる歌い方なので、デス色が薄くなり、どちらかといえばTHE HAUNTEDのデビュー作やSPIRITUAL BEGGARSっぽい感じ。ガツガツとしたリフ、ブンブン唸るベース、スピード感を押さえてウネリを出しており、やっぱりオジさんにはカッコいいと思えるヘヴィロック作品だ


VERMIN/MILLENIUM RIDE
NO FASHION RECORDS/NFR030

スウェーデン出身の4人組、ブラックメタル専門レーベルNO FASHION RECORDSからリリースされたセカンド。個人的にはもっとも嫌いなタイプのジャケットですが、サウンドはNO FASHION もかわったな〜と言う印象のモダン系デス・ロール・バンド。ENTORMBEDやDISMENBERのような正統派なデスメタル・マニアからモダンスラッシュ・ファンまでカヴァーできそうなサウンドです。ボーカルもデス声一歩手前だしノリも十分あって、かなりイケます、これは...


VESPERIAN SORROW/BEYOND THE CURSED ECLIPSE
DISPLEASED RECORDS/D00045

アメリカ出身のツインギター、キーボード(女性)の6人組、メロディアス・ブラックメタル・バンド、デビュー作。ちょっと長いイントロに導かれてスピーディでシンフォニックなサウンドが登場。いわゆるメロディアス・スピードメタルを土台にしたブラックメタル・サウンドで絶叫型ボーカルと扇動型リフが主体ながらメロディ展開、ツーバスの疾走感など、最近徐々に増えつつあるジャーマン系のMYSTIC CIRCLEやATANATOSと同タイプ。ただし音質悪い。


14098VESPERIANSORROW.gifVESPERIAN SORROW/PSYCHOTIC SCULPTURE
DISPLEASED RECORDS/D00079

アメリカ出身のツインギター、キーボードの6人組、メロディアス・ブラックメタル・バンド、2作目。前作同様のいわゆるスピード・パワーメタル的な曲展開を持った聴きやすいメロディとシンフォニックに絡むキーボードによるサウンドです。ボーカルスタイルは絶叫と咆哮を使い分けた最近の流行スタイル。緩急を付けたドラマティックな展開や、叙情パートをふんだんに盛り込み、曲によってはピアノソロ、女性ボーカルやストリングスといった変化技を導入、またツインギターによるスピードメタル的ギターリフ&ソロがかなりクサい印象なので、メロディアス・ブラックメタルとしての美味しいところつまみ食いって感じ。ボーカルがもう少し前面にでれば良かったかも。ラスト曲(オマケ?)は女性ボーカルとピアノによる美しいバラード。


VHALDEMAR/FIGHT TO THE END
ARISE RECORDS/ARISE029

最近がんばってるスペインのメロディック・スピードメタル専門レーベルARISE RECORDSから、ツインギター(ギターがキーボードも兼任)の4人組デビュー作。GAMMA RAY〜Kai Hansenのファンはうれしいヾ(^v^)k悲鳴の作品。ウンジョコジョコのギターリフにツーバス疾走のスピード曲が満載。ボーカルのウマヘタさもKaiそっくりだし、覚えやすくリズミカルな曲調やお叫びコーラス、完結するギターソロのフレーズなんかもそっくりで良い。他にもYngwieばりのギターソロなんかもあって細かいこと言う必要なし、全11曲41分スカッと楽しめます!


17429VIAMYSTICA.gifVIA MYSTICA/FALLEN ANGELS
METAL MIND/MMPCD0258

ポーランド出身の男女ボーカル、ツインギター、キーボードの6人組、フィーメイル・ゴシック・デスメタル・バンド、セカンド作。前作同様の流れにデスメタル然りなアグレッシヴさが加味されメリハリの効いたサウンドになっております。Kaska嬢の歌にも雰囲気ものの域を脱したしっかりとしたメロディがあるし、デス声とのデュエット、ザクザクしたギターとツーバスによるドラマティックな曲調などもあり、ダークでメランコリックな中に激しさとメタリックな要素までを包括した作品。オペラティック、シンフォニックな雰囲気は稀薄ながらも、重厚なフィーメイル・ゴスデスとしての純度は高く、ワンパターンでも聴き応えのある全11曲54分。


17430VIAMYSTICA.gifVIA MYSTICA/TESTAMENTUM(IN HORA MORTIS NOSTRE)
METAL MIND/MMPCD0219

ポーランド出身の男女ボーカル、ツインギター、キーボードの6人組、フィーメイル・ゴシック・デスメタル・バンド、デビュー作。オフィシャル・ページのバイオがポーランド語でしか書かれていないため詳細は不明ですが、ヴァイオリンも兼任するKaska嬢の儚げな浮遊系のボーカルと男性デス声とのツインボーカル、ダークでヘヴィな演奏とピアノやヴァイオリン、アコースティック・ギターを使った叙情パートを混在させたメランコリックなサウンドを展開。全体的な曲調はミッドテンポ主体のドゥーミーでフューネラルな雰囲気で、特にゆったりと優しげに歌うKaska嬢のボーカルが素晴らしく、語りやスキャットを導入した部分などはソプラノ・ファンにはたまりません。初期THEATRE OF TRAGEDYのファンなら聴いて損なしの全11曲57分。


VIDNAOBMANA/TREMOR
RELEASE/RR6509-2

アンビエント、サウンドトラック系レーベル、RELEASE RECORDSからリリースされたアルバム。有名なダンテの詩「地獄」からインスパイアされたサウンド。シンセサイザー使ったモダン・エレクトリックな部分と民族音楽的なリズムを融合させた感じで、いわゆる神秘的で超現実的なアンビエント、BGMサウンドです。全11曲73分収録


17820VIDSYN.gifVIDSYN/ON FROSTBITTEN PATH BENEATH
AGONIA/ARMCD005

1999年に結成されたノルウェー出身のNattsjelによるワンマン・ブラックメタル・プロジェクト、5曲入りミニアルバム。今作にはレコーディングメンバーとして Nattsjel(g,b & vo)の他にNocturno Culto(vo)、Hellhammer(ds)、Assar(guest vo)そしてZet(acoustic g)が参加(全然ワンマンじゃないじゃん)サウンドはスウェーデン産のメロディック・ブラック・スタイルいわゆるNAGLFARタイプのもの。アグレッシヴな絶叫型ボーカルにザクザクしたリフと寒々しいトレモロリフを使い分けるギター、ツーバスの疾走感を生かしたドラムスによるスピーディーでメロディアスなもの。といっても何ら新境地もなく全5曲24分、メロディック・ブラック・マニア向け。


VII ARCANO/INNER DEATHSCAPES
WARLORD/5490182

イタリア出身の4人組、メロディック・デスメタル・バンド、デビュー・フル・アルバム。イタリアのバンドにありがちなヒネリのあるサウンドではなく、非常にコンパクトで正統派スウェーデン産のメロディック・デスメタルです。いわゆるAT THE GATES〜SOILWORKの流れを汲む、印象的なギターリフ主体の演奏で、ボーカルはパワフルな咆哮型、ギターソロもごく短い切れ込みタイプ。ギターリフによる叙情フレーズとブルータリティ溢れるドラム&ベースラインによるアグレッシヴ・サウンドが堪能できます。緩急の使い方やブレイクなど、曲によってはAT THE GATESのまんまみたいな曲もありますが、その方面のファンなら聴いても損なし。


VIKING CROWN/BANISHED RHYTHMIC HATE
SEASON OF MIST/SOM053

NECROPHAGIAのKilljoy(Vocals)とPhilip Anselmo(Guitars)、Opal Enthroned嬢(Keyboards)の3人による醜悪ブラックメタル・プロジェクト3作目。プリミティヴ・ブラックのローファイさ加減、文字通り精神に刷り込むような一定のギターリフ、悪魔儀式的絶叫ボーカル、その儀式を盛り上げるがごとくキーボードが響き渡る、精神上大変良くないサウンドです。メタルの様式どころか、音楽としての様式すら破壊して、ただひたすら信者のためのオドロオドロしい音が延々続きます。アヴァンギャルド・ノイズ・ブラックメタル・マニア御用達の作品。


VIKING CROWN/UNORTHODOX STEPS OF RITUAL
BAPHOMET RECORDS/BAPH101

NECROPHAGIAのメンバーのサイド・プロジェクト、ミニ・アルバム。バンド名にヴァイキングと付いているので期待しましたが、全編凶悪なブラックメタルでした。アメリカのバンドでまともなブラックメタルは少ないので、凶悪マニア向け。録音のバランスが悪く、低音が強調され過ぎでバスドラがかたまって聴こえます。メロディなし、アヴァンギャルド一色の世界。


VILE/DEPOPULATE
UNIQUE LEADER/ULR60009-2

カリフォルニア出身のJuan Urteaga(vo)、Colin Davis(g)、Aaron Strong(g)を中心にしたブルータル・デスメタル・バンド2作目。ベースはMatt FaivreとLars Von Lowen、ドラムスはTyson Jupinが参加。CANNIBAL CORPSE、SUFFOCATION、DEICIDEと並び称された前作の勢いそのままに、さらにサウンド・プロダクションの向上を伴って非常にハイレヴェルな作品。ボーカルはディープ・ボイス、ウゴウゴと蠢くギターリフを主体に随所にインパクトのあるリフがあり、切れ込みソロもカッコいい。前作とはドラムスが交代していますが、ツーバス、ワンバスキックのブラストはもちろん、テンポチェンジでも非常にスムーズだし、オカズもバッチリ。久々にカッコいいブルータル・デスメタル、特に8〜9曲目の流れが最高です。


VILE/STENCH OF THE DECEASED
UNIQUE LEADER/14017CD

アメリカ・カリフォルニア出身のツインギターの5人組、ブルータル・デスメタル・バンド。ボーカルスタイルはゲロに踏み込み気味のディープスロート。かなり言葉数が多く、絶叫も入れており、なかなかカッコいい。ギターリフはウニョウニョ・ザクザクとしたこちらも音数の多いスタイルで、ソロは「キュワイ〜〜ン」と短め。ツイン・バスドラムの爆走感を重視したテクニカルなドラムスが心地よく、ブラストからツービートなどへのテンポチェンジも非常にスムーズ。かといって流行のガチガチのリズムでもなく、柔軟性もあり、聴き応えあります。緩急を自在に盛り込み、リフのパターン多くCANNIBAL CORPSEタイプのサウンドが好みの人は聴いて損なし。


VILE/STENCH OF THE DECEASED-REISSUE
LISTENABLE/POSH044

アメリカ・カリフォルニア出身のツインギターの5人組、ブルータル・デスメタル・バンド、1999年リリースのファースト・アルバム。ボーカルスタイルはゲロに踏み込み気味のディープスロート。かなり言葉数が多く、絶叫も入れており、なかなかカッコいい。ギターリフはウニョウニョ・ザクザクとしたこちらも音数の多いスタイルで、ソロは「キュワイ〜〜ン」と短め。ツイン・バスドラムの爆走感を重視したテクニカルなドラムスが心地よく、ブラストからツービートなどへのテンポチェンジも非常にスムーズ。かといって流行のガチガチのリズムでもなく、柔軟性もあり、聴き応えあります。緩急を自在に盛り込み、リフのパターン多くCANNIBAL CORPSEタイプのサウンドが好みの人は聴いて損なし。LISTENABLE RECORDSからのボーナストラックを追加収録した再発盤。


VILKATES/APOCALYPTIC MILLENIUM
LAST EPISODE/CD5705820561

ドイツ出身のメロディアス・ブラックメタル・バンド、2作目。ツーバスの連打を重視した、いかにも寒々としたオーソドックスなノルウェー産ブラックメタルなサウンド。ギターソロらしいソロはなく、良く動く印象的な扇動型ギターリフで押しまくるタイプです。絶叫ボーカルもそこそこに歌っており、所々に聴き覚えのあるフレーズが登場しますが、ストレートなサタニック・ブラックメタル・マニアなら聴いて損なし。


VINTERLAND/WELCOME MY LAST CHAPTER
NO FASHION RECORDS/NFR017

スウェーデンのNO FASION RECORDSからデビューした3人組のメロディック・ブラックメタル・バンド。叙情メロディたっぷりのサウンドで、絶叫型ボーカルにメロディ派のギター、ツーバスでしっかりと疾走するドラムスとプロダクションは合格。さらにアコースティック・ギターやバックで流れるキーボード、ピアノ等がしつこくならない程度にフューチャーされていて良い。叙情メロディック・ブラックメタル・ファンは聴いて損なし。


17206VINTERRIKET.gifVINTERRIKET/LANDSCHAFTEN EWIGER EINSAMKEIT
KETZER/KCD037

ドイツ出身の一人ダーク・アンビエント・アトモスフェリック・ブラックメタル・バンド、4作目のフルアルバム(?)全編シンセサイザーのロングトーンを多用した近未来世紀末的なインスト曲のみで、一部インダストリアルなビートを取り入れた部分もありますが、いかにも寒々しく妖しげで儚げなアンビエント・サウンドが延々と繰り広げられます。MORTIISや後期BURZUM、COLD MEAT系のファンなら聴いて損なしの全6曲66分、A5版ハードプラスティックDVDケース入り(ただし一部割れている部分があります、ご了承ください)


VINTERRIKET/...UND DIE NACHT KAM SCHWEREN SCHRITTES
PARASITE RECORDS/PR003CD

ちょっと詳細は不明なシンセサイザーによる一人プロジェクト、デビュー・フルアルバム。初期MORTIISタイプのコールド&フォレストなアンビエント・インストルメント・サウンド。いわゆるNHK特番のBGMです。


VINTERSEMESTRE/KIRKKOKYRPA
AUTONOMY PRODUCTIONS/APRO026

フィンランド出身のツインギター、キーボードの6人組、シンフォニック・ブラックメタル・バンド、ファースト・フルアルバム。全編に壮麗なシンセが鳴り響き、絶叫型ボーカルとブラストビートがスピーディーに展開していきます。ギターリフは扇動型でけっこう印象的に動いており、メロディアス度はたかい。アコースティック・ギター専任が1人いますが、導入はさほど多くなく、キーボードとギターによるメロディック・ブラック・ファンなら聴いて損なし。


VINTERSORG/COSMIC GENESIS
NAPALM RECORDS/NPR085

スウェーデン出身のブラックメタル・バンドOTYGの中心メンバーVINTERSORGのプロジェクト、3作目のフル・アルバム。煽動型ギターリフ、絶叫ボーカルによるブラックメタル然りな部分とクリーンボーカルによるフォークローな部分、正統派HMが交ぜ合わさったサウンド。MITHOTYNほど極端ではないにしろ、煽動リフ&ブラストビートをバックにクリーンボーカルが歌い上げる部分はけっこうヴァイキングを感じさせます。オルガン系のシンセサイザーやピアノ、アコースティック・ギターといったメロディアス技も効果的に使われており、アグレッシヴでヒステリックなブラックメタルに、洗練されたヴァイキング・メタル風味を持ち込み、DAN SWANOのNIGHTINGALE風に仕上げた感じ、民族的メロディ重視派必聴!


VINTERSORG/HEDNISKHJARTAD
NAPALM RECORDS/NPR049

スウェーデン出身のブラックメタル・バンドOTYGの中心メンバーVINTERSORGのソロ・ミニ・アルバム。アコースティック・ギターやシンセサイザーを多用したドラマティックな展開の曲が中心で、女声ボーカルも効果的にフューチャーされたゴシック色の強いサウンドです。本人のボーカルはダルい歌い方。北欧メロディック・デスの叙情性と冷たくもの悲しい曲調に仕上げています。泣きメロ・マニアは聴いて損なし。


VINTERSORG/ODEMARKENS SON
NAPALM RECORDS/NPR072

スウェーデン出身のVintersorg(vo&g&key)とMattias(g)の二人を中心にしたフォークローなブラックメタル・プロジェクト、セカンド・フルアルバム。


16910VINTERSORG.gifVINTERSORG/THE FOCUSING BLUR
NAPALM RECORDS/NPR137

スウェーデン出身のVintersorg(vo&g&key)とMattias(g)の二人を中心にしたフォークローなブラックメタル・プロジェクト5作目。レコーディング・メンバーは前作同様Asgeir Mickelson(ds)、Steve DiGiorgio(b)が参加。益々プログレッシヴな作品になっており、デス/ブラック系のアグレッシヴな曲調にテクニカル系の複雑な展開、民族的なメロディ、クリーンボーカルによる歌&語り、アコースティック・ギターやハモンド、シンセサイザーを駆使した「これでもか!」という程の密度の高いサウンドです。この手のサウンドではOPETHが代表格でしょうが、ダークな印象のあるOPETHと比較するとこのバンドの方がより多彩でアミューズメント的な楽しさと発見があります。プログレッシヴ・デス・ファンは必聴の全12曲53分。


VINTERSORG/TILL FJALLS
NAPALM RECORDS/NPR056

スウェーデン出身のVintersorg(vo&g&key)とMattias(g)の二人を中心にしたフォークローなブラックメタル・プロジェクト、ファースト・フルアルバム。


VINTERSORG/VISIONS FROM THE SPIRAL GENERATOR
NAPALM RECORDS/NPR107

スウェーデン出身のVintersorg(vo&g&key)とMattias(g)の二人を中心にしたフォークローなブラックメタル・プロジェクト、4作目のフルアルバム。今作はレコーディングメンバーとしてAsgeir Mickelson(SPIRAL ARCHITECT、BORKNAGAR)をドラムスに、Steve DiGiorgio (DEATH、SADUS、TESTAMENT)をフレットレスベースに迎えており、絶叫スタイルのボーカルとクリーンボーカルが半々くらいで、今まで以上にプログレッシヴ・メタルな味わいが顕著になっており、益々DAN SWANOのソロ作やNIGHTINGALESに近くなった感じ。暖かみのあるハモンドによるメロディと、民謡的なメロディを朗々と歌うボーカルにザクザクっとしたメタリックなサウンドが妙にマッチしており、フォーク・ブラックメタル・ファンは聴いて損なし。


VIOLATION/BEYOND THE GRAVES
LAST EPISODE/0073542LEP

ドイツ出身のツインギター、キーボードの6人組、デスメタル・バンド。けっこうゲボゲボのデス・ボーカルにメロディックで正統派HMっぽい展開を持つサウンドです。キーボードはバッキングに徹しているようで、あまり前面には出ません。ドイツのバンドらしくドラムスは重く、疾走感もたっぷりありますが、コレっと言った決めに弱く、スウェーデン産のような変化技にも乏しい感じ。


VIPER/THEATRE OF FATE/SOLDIERS OF SUNRISE
ARISE/ARISE027

ファースト「THEATRE OF FATE」とセカンド「SOLDIERS OF SUNRISE」のカップリング再発盤。


VIRAL LOAD/BRUTALIZED BEYOND BELIEF
CORPSE GRISTLE/CGR003

アメリカ出身の3人組、ブルータル・デスメタル・バンド。1997年にレコーディングされたフル・アルバムに1996年のデモ音源をリマスターして収録。ドラムはマシンを使っていますが、あまり気にはならないでしょう。それよりも重く引きずるようなスラッシュリフを主体にした、MORBID ANGEL風の重量感のあるサウンドが魅力的。ボーカルはゲボゲボがメインですが、絶叫型も切れ込むように歌っており、ブラストビートの導入と相まって緩急が付いていて聴き応えあり。ギターソロらしいものはほとんどないんですが、そのわずかな部分にけっこうヨーロピアンな耳をひくメロディがあって、単調な印象はなく楽しめます。(12)〜(16)のデモ音源もリマスターされており違和感なく聴けるのは良心的。


14013VIRALLOAD.gifVIRAL LOAD/PRACTITIONERS OF PERVERSION
TXDM UNDERGROUND/TXDM001

アメリカ出身の3人組、シックネス・ブルータル・デスメタル・バンド。ドラムスはマシンなので、超人的ブラストが聴けます。ボーカルはボエボエと絶叫のツーパターンでの掛け合い。中音域にシフトした高速スラッシュリフとザクザクのギターリフを用いてあくまで病的に演奏しております。前作に比べると重量感が少な目(中音域主体の音質のせいかも)で、緩急を随所に導入して、あくまで神経質に精神逆なでの展開を聴かせてくれます。(8)ではギターインスト曲もやっており、「エモーショナルなソロも弾けるんだぞ」ってとこも見せております(^_^;)


VIRGIN BLACK/SOMBRE ROMANTIC
MASSACRE/MASCD0290

オーストラリア出身のツインギター、キーボードの5人組、オーケストラル・ゴシックメタル・バンド。ダーク・アンビエント、サウンドトラック風の音作りで、シンセサイザーを主体にさまざまな情景を描き出しております。寒々としたギターリフを用いた北欧ブラック風や、男女のコーラスとナレーションが導入されたオカルトチックなもの、オペラティックなボーカルとヘヴィなギターワークによるドラマティックな曲、静かな導入部から徐々に盛り上がり、泣きのギターソロ(ちなみにリードギタリストは女性)が炸裂するなど多彩。雰囲気としてはCANDLEMASSとMY DYING BRIDEを足して、ブラックメタルと宗教ゴシックの味付けをしたような感じ。ダーク・アンビエント・クラシカル・ゴシック・ファンなら聴いて損なし!


VIRGIN STEELE/BOOK OF BURNING
NOISE/TT00552

すでにデビューして20年になるアメリカン・パワーメタル・バンド、新曲と過去曲の新録音を収録したアルバム。全16曲74分収録。収録曲は以下の通り。1:CONJURATION OF THE WATCHER(new song from"The House Of Atreus: Act I"session、2:DON'T I SAY GOODBYE (TONIGHT)、3:RAIN OF FIRE(newsong)、4:ANNIHILATION(newsong)、5:HELLFIRE WOMAN(newsong)、6:CHILDREN OF THE STORM、7:THE CHOSEN ONES(newsong)、8:THE SUCCUBUS(newsong)、9:MINUET IN G MINOR、10:THE REDEEMER、11:I AM THE ONE、12:HOT AND WILD(unreleased)、13:BIRTH THROUGH FIRE、14:GUARDIANS OF THE FLAME、15:THE FINAL DAYS(newsong)、16:A CRY IN THE NIGHT


VIRULENCE/A CONFLICT SCENARIO
MORBID RECORDS/MR091

1998年にアメリカ・ボストンでDan Meath(ds)、Nick Peyer(g)、Chris Danecek(vo)によって結成されたアヴァンギャルド/インプロビゼーション系のグラインド・コア・バンド、デビュー・フル・アルバム。ボーカルはヒステリックにワーワーギャーギャー叫くハードコア・スタイル、演奏はめまぐるしい展開、複雑なリズムを駆使した、テクニカルなもので、ジャズ、プログレッシヴ・ロックからの影響が多大なサウンド。ボーカルがもう少し強力だったら「凄いかも!」と思えますが、SOILENT GREENなんかの破壊系グラインド・ミクスチャー・ファンなら聴いて損なし。


VISCERAL BLEEDING/REMNANTS OF DEPRIVATION
RETRIBUTE/RET008

スウェーデン出身のツインギターの5人組、ブルータル・デスメタル・バンド、デビュー・フルアルバム。ウゴウゴしたギターリフと手数足数の多い軽めのタッチのブラストビートを主体にしたスピーディーなサウンド。ボーカルはディープスロート・タイプで言葉数の多いタイプ。時折ガチョウのごとくグェグェを吠えるのが笑えます。ツインギターのリフのコンビネーションはかなりテクニカルで、目まぐるしい展開緩急を用いており、随所にストップ&ゴーを取り入れ、さらにはけっこうメロディアスな速弾きギターソロも導入しており聴き応えあり。全9曲26分かなりヒステリックなブルータルの世界に浸れます。


VISCERAL BLEEDING/TRANSCEND INTO FEROCITY
NEUROTIC/NRT040002

スウェーデン出身のツインギターの5人組、ブルータル・デスメタル・バンド、セカンド作。前作同様スピード&テクニックに突出したサウンドで、ゴリゴリウゴウゴしたウネるギターリフに、マシンガンの如く繰り出されるデスボーカル、そして目まぐるしい展開をする手数足数の多いドラムスがズシズシバシバシと疾走しつつストップ&ゴーを決めてくれます。切れ込み型の速弾きソロもバッチリ決まっているしSPAWN OF POSSESSIONタイプの複雑展開型デスメタル・ファンは必聴の全9曲28分、ボーナスビデオクリップ収録。


VISCERAL EVISCERATION/INCESSANT DESIRE FOR PALATABLE FLESH
NAPALM RECORDS/NPR102

オーストリア出身の4人組、1994年オリジナル・リリースのファースト・アルバム、待望のリミックス&リマスター再発盤。CANDLEMASSを彷彿させるオドロしげなサウンドの中に珠玉のメロディを散りばめた楽曲が中心で、男性の押し殺したようなデスボーカルを主体に、クリーンボーカル、女性ボーカルを随所に導入し、ドラマティックかつエピックに展開していくゴシック/ドゥーム・デスメタルの隠れた名盤。


17732VISIONSOFATLANTIS.gifVISIONS OF ATLANTIS/CAST AWAY
NAPALM RECORDS/NPR152

2000年に結成された男女ツインボーカル、キーボード奏者のいる6人組、セカンド作。神話的なバンド名、Eric Philippeの描くファンタスティックなジャケットアート、そしてNAPALM RECORDSからのリリースとなれば、ファンならずとも音が想像出来そうですが、完全に肩透かし、とにかく中途半端な出来。ソプラノボーカルは良いとしてもヘロヘロの男性ボーカルがぶち壊すし、キーボードは良いがヘヴィすぎるギターリフ&時代遅れのソロがイマイチ、曲調もメロゴスっぽいかと思えば、シンフォニックメタルするし、スローな曲もやるしで中途半端。センスの良い歌メロはあるのでとにかく男性ボーカルをクビにして、LANA LANEのようなメロディアス・ハード路線を目指すべき。「BEHOLDERやORATORYが好き!」っていうマニア向けの全9曲40分、ボーナスとして「Lost」ビデオクリップ収録。


16316VITALREMAINS.gifVITAL REMAINS/DECHRISTIANIZE
CENTURY MEDIA/77431-2

アメリカはロードアイランド出身のデスメタル・バンド、4作目。オリジナル・メンバーのTony Lazaro(g)とDave Suzuki(b&ds)の2人に今作はボーカルにDEICIDEのGlen Bentonが参加。これがたまらなく上出来。TVかなんかで良く耳にするクワイアを使った荘厳なイントロからGlenの雄叫び一発でガツンときます。ウニョウニョしたギターリフにビチビチしたツーバス&コトコトいうスネアによる爆走感と、ディープなボーカルのマッチングが非常によい。随所で弾きまくるギターも速弾きあり、エモーショナルありでとても以前と同じバンドとは思えない作品。暗黒系デスメタル・ファンは聴いて損なしの全9曲60分!


VITAL REMAINS/FOREVER UNDERGROUND
OSMOSE PRODUCTIONS/OPCD050

アメリカ出身のデスメタル・バンド。3作目で6曲しか収録されてませんが40分を越える作品。オーソドックスなデスメタルです。現メンバーは3人ですが掛け持ちでがんばっています。咆哮疾走型じゃなくきっちりとした展開、バランスがともなっているので良いです。ただこのバンドのスネアの音も木魚系で私にはいただけません。


17415VLADTEPES.gifVLAD TEPES/AN ODE TO OUR RUIN
?/17415CD

1990年代初期、数多くのデモ音源、スプリット音源をリリースしていたフランス出身のカルト・ブラックメタル・バンド、その貴重音源のCD化作品。「Winter Rehearsal」、「Into Frosty Madness」デモ、「Celtic Poetry」デモ、「Return of the Unweeing」デモを収録。収録曲は下記の通り-Rehearsal Winter '93 (1993)「Frozen Dead's Kingdom」「Under The Carpathian Yoke」「In Holocaust To The Natural Darkness」「Massacre Song From The Devastated Lands」-Into Frosty Madness (Rehearsal Demo 1995)「Wladimir's March」「War Funeral March」「Walachian Tyrant」「Dans Notre Chute」「Returning To My Old Battlegrounds」「From The Celtic Moonfrost」「Bestial Lust (Bathory Cover)」 -Celtic Poetry (Demo 1994)「Drink The Poetry Of The Celtic Disciple / Under The Carpathian Yoke」「Diabolical Reaps / Misery Fear And Storm Hunger」-The Return Of The Unweeping (Rehearsal Demo 1994)「Frozen Dead's Kingdom」「Under The Carpathian Yoke」「In Holocaust To The Natural Darkness」「Massacre Song From The Devastated Lands」


17414VLADTEPES.gifVLAD TEPES/BLACK LEGIONS
?/17414CD

1990年代初期、数多くのデモ音源、スプリット音源をリリースしていたフランス出身のカルト・ブラックメタル・バンド、その貴重音源のCD化作品。「Black Legions」デモ、「Dans Notre Chute」デモ、「Black Legion」コンピレーションを収録。収録曲は下記の通り-The Black Legions (Demo 1998)「Desecrate Jesus' Name (Mutiilation Cover)」「The Dark Promise (Belketre Cover)」「Under Ardailles Night (Mutiilation Cover)」「Twilight Of The Black Holocaust (Belketre Cover)」「Transylvania (Mutiilation Cover)」「Voarmerpebre Uatr Ve`rmyapreb (Brenoritvrezorkre Cover)」-Dans Notre Chute (Demo 1995)「Raven's Hike」「Abyssic And Funeral Symphony」「In Holocaust To The Natural Darkness」「Tepes - The Unweeping」「Nos Terribles Pensees」「Our Soul's Worries」-Black Legion(Compilation1995)「Massacre Song from the Devastated Lands」


17416VLADTEPES.gifVLAD TEPES/MARCH TO THE BLACK HOLOCAUST
?/17416CD

1990年代初期、数多くのデモ音源、スプリット音源をリリースしていたフランス出身のカルト・ブラックメタル・バンド、その貴重音源のCD化作品。「War Funeral March」とBELKETREとのスプリットからの曲を収録。収録曲は下記の通り- War Funeral March (Demo 1994)「War Funeral March」「From The Celtic Moonfrost」「Walachian Tyrant」「Returning To My Old Battlegrounds」「Frozen Dead's Kingdom」March To The Black Holocaust - Split with BELKETRE (CD 1995)「Wladimir's March」「Massacre Song From The Devastated Lands」「In Holocaust To The Natural Darkness」「Drink The Poetry Of Celtic Disciple」「Dans Notre Chute」「Misery Fear And Storm Hunger」「Diabolical Reaps」「Under The Carpathian Yoke」


VOICE/GOLDEN SIGNS
AFM RECORDS/AFMCD046-2

ドイツ出身のツインギターの5人組、3作目。以前はキーボード奏者がいて6人編成でしたが、今作ではゲスト参加。VOICEというバンド名にふさわしい、激しく歌っても決して濁らない艶と、広い音域、豊かでパワフルな声量を持ったOliver Glasのボーカルがやはり魅力的。しかも1曲目がアグレッシヴかつドラマティックな疾走ナンバーで、この1曲だけでもマニアなら買いです。まああとの曲はいわゆる大人の味のヘヴィメタルとでもいいましょうか、メロディと叙情性を重視した、ミッドテンポでダイナミックな曲が中心。しかしどの曲もしっかりと作り込まれた印象なので、BGM的に聴き流すにはもったいない作品。あと1〜2曲速い曲があればアルバム通しての起伏があって良かったかも。バラードはさすがの出来。メロディアス派は聴いて損なし。


VOID OF SILENCE/CRITERIA OV 666
CODE666/CODE010

イタリア出身のゴシック・メタル・バンド、2作目。インダストリアル&アンビエントな要素とパワフルなサウンドを融合させた作品。ABORYMのMalfeitor(vo)が参加。


17225VOIDOFSILENCE.gifVOID OF SILENCE/HUMAN ANTITHESIS
CODE666/CODE024

イタリア出身のRicardo Conforti(key&synths&ds)とIvan Zara(g&b)を中心にしたインダストリアル・ゴシック・ドゥーム・バンド、3作目のフルアルバム。今作のボーカルはPRIMORDIALのAlan Nemtheangaが参加しており、オペラティックな歌声からデスボーカルまで披露。ドゥーム系のゴリゴリとしたギターワークによるヘヴィでダークな演奏に荘厳なキーボードが鳴り響き、金属質なシンセ音やシアトリカルな演出を導入したオドロしげなサウンドを展開。スローテンポを主体に時にエモーショナルに時に破滅的なメロディを奏でるギターソロやキーボード、悪魔的なボーカルは聴くものの感情にストレートに恐怖と破滅と絶望感を訴えかける部分があり、シアトリカル、サタニックなドゥームメタル・ファンは聴いて損なしの全6曲66分。


17168VOLKEINBLUCHT.gifVOLKEINBLUCHT/TO CONSUME THE DARKNESS WHOLE...
GRAVELESS SLUMBER/GSR001

アメリカ出身の3人組、ブラスフェミーなブラックメタル・バンド、2002年レコーディング作。こりゃまたノイジーなブラックメタルでたまりません。音質こもり気味だし、ザラザラとかき鳴らされるギターリフ、暴虐の絶叫型ボーカル、ドコドコしたワンバスによるブラストが満載。北欧のバンドと違って寒々しいフレーズはあまりありませんが、その分かえってヒステリックでイヴィルで良い。ボコボコとした音質と相まってあくまでノイジーな10曲52分、RAW&プリミティヴ・ブラックメタル・ファンは聴いて損なし。あ〜耳が痛い・・・


VOMIT REMNANTS/INDEFENSIBLE VEHEMENENCE
SUPREME MUSICK/SM002

埼玉県所沢出身のツインギターの5人組、NYスタイルのブルータル・デスメタル・バンド、2000年に録音された6曲入りミニ・アルバム。あまり濁っていないディープボイスと絶叫の掛け合い、ガリガリザクザクとダウンピックによるリフに、うねりのあるベースライン、ビチビチとしたツーバスの連打によるグルーヴィーなサウンド。スロー〜ミッドテンポの暗黒系のサウンドに硬質なドラムスが結構マッチしており、音質も抜群なのは好印象。随所で聴かれるヘヴィメタリックなギターフレーズもよい。ワケわからんアメリカのバンドより遙かに高品質!


VOMITOR/BLEEDING THE PRIEST
METAL BLOOD MUSIC/STRIKE002

オーストラリア出身の元BESTIAL WARLUST/DESTROYER 666のメンバーが在籍するプリミティヴなブラック/スラッシュメタル・プロジェクト。ザクザクウンジョコジョコのギターリフ、トタトタしたドラムスによるヒステリックなスピードスラッシュ然りな演奏に、エコーのかかった絶叫型ボーカルがのっかったスタイル。曲によっては初期ジャーマン・スラッシュのようなカッコいいリフワークが登場しますが、このボーカル・スタイルではスラッシュ・ファンには受け入れがたい。スピード感のあるブラック・スラッシュ・マニア向け。


VOMITORY/BLOOD RAPTURE
METAL BLADE/3984-14391-2

1989にギタリストのUrban Gustafssonを中心に結成されたデスメタル・バンド、4作目のフル・アルバム。スウェーデン出身のデスメタル・バンドの中でももっともピュアでスピーディーなサウンドを貫いており、それは今作でも変化なし。ボーカルは野獣咆哮型デス・ボイス、ザクザクウニョウニョした印象的で適度な隙間のあるギターリフと切れ込みギターソロを導入しており、ブラストビートを多用せず、ワンバスキック、細かなバス連打を交えたツービート、怒濤のツーバス連打など足数の多いドラムスがグイグイと引っ張っていく、グルーヴィーなスピード感と、ズシズシした重量感のバランスが心地よいサウンド。オールド・スタイルのデスメタル・ファンは聴いて損なし。


VOMITORY/REDEMPTION
THE PLAGUE/PLAGUE006

ピュア・デスメタル、セカンド作


VOMITORY/REVELATION NAUSEA
METAL BLADE/3984143502

スウェーデン出身のツインギターの4人組、デスメタル・バンド3作目。地獄の雄叫びを聴かせる咆哮型ボーカルに、印象的なフレーズを刻み続けるリフ主体のピュアなデスメタル・サウンドです。最初期のENTOMBEDなどのスウェーデン産デスメタルの原点に近いサウンドを頑なに突き通しています。ブルータリティ溢れる吠えまくるボーカルに、煽動型ギターリフ、ブラストビートも導入するあたりは、そこら辺のブルータル・バンドより遙かに劇的だし、そのスピード感はファスト・ブラックに近いノリも感じさせます。もちろん叙情派をも納得させるフレーズも連発!硬派のデスメタル・ファン必聴!!


VON/SATANIC BLOOD
HAMMERHEART/HHR082

アメリカ出身の3人組、カルト・ブラックメタル・バンド、1989年のデモ音源の限定再発CD化。何で今頃こんな極悪音質の作品がと思いきや、タイトル曲がDARK FUNERALによってカヴァーされたそうな。ただそれだけです。最初期極悪ブラックのコレクター、マニア向き。


VOND/GREEN EYED DEMON
EXTREME SUBTERRANEA/CYB003CD

MORTIISの別プロジェクト、3作目。全編ダークなインストルメンタル・アルバムといっていいでしょう、どこからか引用したようなナレーションや効果音が入っていますが、曲らしきものはなく、延々と「ブーン」「ウォーン」というシンセ音が続きます。これが私には凄い!とは言えません。超マニア向け!!


VORAK/RHETORIC OF THE SUPERMEN
INVASION/76632CD

LORD VORAKなる人物が一人で録音した音源で、これまた超アヴァンギャルドなサウンドです。ピアノによるクラシカルなインストに続いて登場するのは、ギターのスケール上下の速弾き。ボーカル(?)はギャオスのような破壊的超音波でわめきちらし、シンセサーザーによるフィードバックノイズが神経を逆なでます。もはや音楽とは言いがたい、エレクトロ・ノイズの世界です。


17552VORDR.gifVORDR/VORDR
NYKTA/NYKTA07

フィンランド出身の3人組によるプリミティヴ・ブラックメタル・バンド、デビュー・フルアルバム。ザラザラした掻き鳴らしのギターリフ、うわずったような絶叫型ボーカル、ワンバスのスラッシュビートが炸裂するパンキッシュなrawでプリミティヴなサウンドを展開。ボーカルの絶叫が何とも頼りなくてふぬけたハードコアか、よたったパンクのようですが、そこがまた味なのかも。演奏自体は最初期DARKTHRONE、ILDJARNタイプなのでブラックメタルとパンクとの接点的なバンド、全16曲45分。


4945VORDVEN.gifVORDVEN/TOWARDS THE FROZEN STREAM
NO COLOURS RECORDS/NC017CD

フィンランド出身のツインギター、女性ボーカルとシンセサイザー(ギターの2人もシンセを弾くみたい)を含む6人組ブラックメタル・バンド。男声の超ヒステリックな絶叫が聴こえてきただけで思わず卒倒しそうですが、そこにソプラノがからみ、トラッドなメロディのキーボードが、もの悲しく儚い世界を築いております。ギターがあくまでリフに徹しており、主旋律はシンセサイザーが奏でております。そのシンセも壮麗、クラシカル、メロディックと多彩。神経逆撫での凶悪な絶叫ボイスと耽美で牧歌的な演奏とのギャップがすばらしく、個人的にはEMPEROR級の作品だと思っております。スピード感はなくともスケール感はもっとも大きいサウンドです。


VORDVEN/WHEN...TOWARDS...WOODLAND PASSAGE
NO COLOURS RECORDS/NC067/017/036

フィンランド出身の女性ボーカル、シンセサイザーを導入したブラックメタル・バンド、1996年のデモ音源「WHEN THE WIND BLEW FOR THE FIRST TIME」と1997年リリースのファースト・フルアルバム「TOWARDS THE FROZEN STREAM」、2000年のミニアルバム「WOODLAND PASSAGE」の3枚全てを収録した再発盤、全17曲78分、コールド・フォレスト・ブラックメタル・ファン必聴作。ちなみに「TOWARDS THE FROZEN STREAMはフィンランド出身のツインギター、女性ボーカルとシンセサイザー(ギターの2人もシンセを弾くみたい)を含む6人組ブラックメタル・バンド。男声の超ヒステリックな絶叫が聴こえてきただけで思わず卒倒しそうですが、そこにソプラノがからみ、トラッドなメロディのキーボードが、もの悲しく儚い世界を築いております。ギターがあくまでリフに徹しており、主旋律はシンセサイザーが奏でております。そのシンセも壮麗、クラシカル、メロディックと多彩。神経逆撫での凶悪な絶叫ボイスと耽美で牧歌的な演奏とのギャップがすばらしく、個人的にはEMPEROR級の作品だと思っております。スピード感はなくともスケール感はもっとも大きいサウンドです。」「WOODLAND PASSAGEはフィンランド出身の耽美なブラックメタル・バンド、ミニ・アルバム。今作も相変わらずシンセサイザー、女声ボーカルをふんだんに導入したサウンドです。多少スピード感のある曲もあり、ミッドテンポの壮麗で大仰なスタイルに緩急も加わった感じがします。メンバーが3人(ドラムと女声ボーカルはゲスト)になってしまいましたが、ヒステリックなブラックメタルと寒々とした北欧特有のメロディの融合を果たすバンドとしては、お薦めのバンドです。」というコメントです。


VORDVEN/WOODLAND PASSAGE
NO COLOURS RECORDS/NC036

フィンランド出身の耽美なブラックメタル・バンド、ミニ・アルバム。今作も相変わらずシンセサイザー、女声ボーカルをふんだんに導入したサウンドです。多少スピード感のある曲もあり、ミッドテンポの壮麗で大仰なスタイルに緩急も加わった感じがします。メンバーが3人(ドラムと女声ボーカルはゲスト)になってしまいましたが、ヒステリックなブラックメタルと寒々とした北欧特有のメロディの融合を果たすバンドとしては、お薦めのバンドです。


VORKREIST/SABBATHICAL FLESH POSSESSION
XTREEM/XM010CD

1999年に結成されたフランス出身ツインギターの5人組、ブルータル・デス/ブラックメタル・バンド、デビュー・フルアルバム。わざとなのか、ギターやドラムスの音が特異で、高低に音程が揺れて聞こえて耳障り。しかしながらボエボエとワーギャーのツインボーカル、トレモロリフ&ウニョウニョと蠢くギターリフ、ツーバス連打、ワンバスブラストのドラムスによるアグレッシヴでヘヴィなサウンドを展開。曲によってブルータルなデスメタルからブラックメタル風なものまであり、けっこうハイテンション。ただし前述のように音程がフラフラ揺れる録音で酔っぱらいそうになります。


VORTEX/COLORS OUT FROM THE EMPTINESS
PSYCHIC SCREAM/PSDL9074-2

日本は千葉シティ出身のツインギターの5人組、テクニカル・ブルータル・デスメタル・バンド、デビュー・フル・アルバム。中心人物であるリードギタリストのT.Miyamotoの変幻自在のギターがすばらしい!ボーカルスタイルこそ咆哮型のデス声なんですが、DEATHやSADUSといったテクニカル系のスラッシュをさらにブルータルにした感じ。ザクザクガリガリしたツインのリフに、時に浮遊するように、時にエモーショナルに、そして速弾きが巧に絡み、目まぐるしく展開していく曲調、緩急を織りまぜ、なかなかの聴きごたえ。多少中盤の曲にダレるところがありもう少しソリッドでコンパクトな曲が欲しいところですが、前半(1)(2)、さらにはラストの普通声を使ったプログレッシヴな曲は見事!テクニカル・ファンは必聴!!!!!!!!!!


17790VREID.gifVREID/KRAFT
TABU/TABU008

Valfarの悲劇的な死後にWINDIRの残ったメンバーによって新たに結成されたバンド、デビュー・フルアルバム。メンバーはWINDIRから3人ーHvall(b)とSteingrim(ds)、Sture(vo&g)そして親友でありアルバム「Likfer」の共同エンジニアであったEse(g)の4人。ボーカルはパワフルな絶叫型、オールドスクールなスラッシュメタルを元にそこにブラックメタル的トレモロリフやブラストによるファストな味付けを施したサウンドを展開しており、スラッシーな勢いとノリがあり、かつ寒々しいメロディもあるといった感じ。WINDIRの意志を引き継ぎつつもそのままのサウンドを演奏しなかったのは良い。アコースティックな7曲目とラストの曲はValfarに捧げられたようなフォークローなメロディが涙を誘う全8曲40分、叙情メロディック・ブラック・ファンは必聴!


VULGAR PIGEONS/IMPERIALISM
WILLOWTIP/WT029

アメリカ・カリフォルニア出身の4人組、カオティック・グラインドコア・バンド。ボーカルはウギョーと叫き散らし、ゴリゴリのギターリフにブラスト、スラッシュビートを交えた緩急を使った爆走型。デスメタリックな雰囲気は少なく、ギターリフや字余り気味のマシンガン・ボーカルによるスラッシュとハードコアの中間的なサウンドに今風のエクストリームな味付けをした感じの全14曲26分、ニュースクール・マニアなら聴いて損なし。


VULGAR PIGEONS/SUMMARY EXECUTION
DEATH VOMIT/DVR004

アメリカ出身で、元BENUMBのPaul Ponitkoff(v&b)とJohn Gotelli(ds)が在籍するグラインド・コア・バンド。ガリガリと掻き鳴らされるギター、フィードバック・ノイズ、雄叫びのような絶叫と時折ゲロボーカルがからむ、メタル色の少ないバカノリ系のサウンドが全編貫いています。けっこう複雑な展開や、手数の多いドラムス、緩急を使ったりして、アヴァンギャルド・ノイズコアな雰囲気もあるし、ギターはヘヴィメタルよりなので、そのあたりはBENUMBに通じるところもあります。全26曲38分、曲間もなく一気に聴けます。メタルにはないブチ切れのサウンドがお好みの人は聴いて損なし。


16451VULTURELORD.gifVULTURE LORD/PROFANE PRAYER
AGONIA/AGONIACD002

ノルウェー出身の4人組、オールドスクール・ブラック/スラッシュメタル・バンド。ボーカルは感情を押し殺した絶叫型ですが、ザクザクしたギターリフ、スラッシュビートとブラストビートを使い分け、ツーバス連打のミッドパートも上手く盛り込んだサウンドを展開。初期DARKTHRONE型の直系ですが、ベースラインがきちんと聴き取れるためプリミティヴ・ブラックほどの薄っぺらな音ではなく、曲によっては切れ込みギターソロもありタテノリできるスピード感があってなかなかの聴き応え。DARKTHRONEやNIFELHEIMあたりをさらにスラッシュっぽくした感じでABSUにも通じるソリッドな体感速度が感じられます。プリミティヴなスピード・ブラック・スラッシュ・ファンは聴いて損なしの全12曲38分!


VULTYR/BLEED FOR VALTYR
DRAGONTHRONE/CURSE666-1

フィンランド出身の3人組でAZAGHALのメンバーが参加するプリミティヴ・ブラックメタル・プロジェクト、DRAGONTHRONEレーベルの第一弾として2002年に限定1000枚でリリースされたCD。1曲目からデビュー作で聴かれたようなDARKTHRONE直系型ではなく、ワンバス・ブラストとツーバス爆走を多用したモダンでファストなサウンドを展開。以降の曲も宗教儀式的なミッドテンポの暗黒面あり、ツタツタしたスラッシュビートありでなかなか聴き応え。音質がかなりこもり気味ですがマニアなら聴いて損なしの全8曲46分。


16289VULTYR.gifVULTYR/LEVIATHAN DAWN
DESOLATE LANDSCAPES/DL003

フィンランド出身の3人組でAZAGHALのメンバーが参加するプリミティヴ・ブラックメタル・プロジェクト、3作目。エキゾチックなイントロから一変して、押し殺したようなイヴィル・ボーカルにワンバスのブラスト、NILE風中近東リフが炸裂するブラック・サウンドの登場でツカミはOK。基本的にはVENOM直系、DARKTHRONE以前のジャキジャキ・リフにツービート・スラッシーな演奏でそこにブラッキーな絶叫やブラストを導入したサイケデリックなスタイルでなかなかカッコいい。チープでパンキッシュな掻き鳴らしギターソロや裏打ちビートの曲なんかもあってノリノリな雰囲気がサイコ〜!の全10曲50分!!


VULTYR/MONUMENT OF MISANTHROPY
ADIPOCERE/FPG001

フィンランド出身のブラックメタル・バンドAZAGHALのメンバーによるプロジェクト・バンド、デビュー・フルアルバム。文字通り野獣の咆哮のイントロから一変して、左右に振り分けられたギターリフ、ツンタンツンタンのスラッシュビートが炸裂するプリミティヴ・ブラックメタル満載です。ブラストビートによるスピード感はないものの、絶望的な絶叫型ボーカルと悲しげなトレモロリフによるコールドでヒステリックな感じがよい。怪しげなスローパートもなかなか味を出しているし、DARKTHRONE系のブラックメタル・ファンは聴いて損なしの全8曲29分。


17543VULTYR.gifVULTYR/PHILOSOPHY OF THE BEAST
SOLSTITIUM/SOL049

フィンランド出身のブラックメタル・バンドAZAGHALのメンバーによるプロジェクト・バンド、4(?)作目のフルアルバム。今作でのサウンド・スタイルはプロジェクト・バンドならではのメンバー自身の趣味路線で、パンク/ニューウェイヴ系のシンプルなコード進行によるギターリフと心地よいロックンロール・ビートによるものが主体。ボーカルはワイルドに吐き出して歌っておりますが、ギターの音色やドラムスの叩き方、曲構成やリフのフレーズなどとともに、デス/ブラックメタル色よりもパンク色が強い。70年代後期のパンクからゴシックロック辺りをノリノリで演奏している感じの全10曲37分、ブラックメタルではありません、AZAGHALマニアかパンク・ファン向き。